今年は晴れ間が続かず不安定な天候のため農作業が遅れてますが山々は例年以上に雪解けが遅れております。
おかげでGW八甲田ツアーは雪山を楽しむことが出来ました。
前回は5月4日のスノーシュートレッキングを紹介しましたが今回は4月5日の八甲田樹氷ツアーとGW5月6日(金)7日(土)の八甲田スキーツアーを数回に分けて紹介します。
先ず北東北の冬の自然と言えば『樹氷』が有名です。
今年は4月でも樹氷があるとの情報で4月5日に撮影に行きました。
赤倉岳から井戸岳そして大岳が純白に輝いていましたがこの時期としては珍しいです。
それから一ヶ月後
八甲田の山々は未だ雪に覆われていました。
北東北の穏やかな地形と雪の多い奥羽山系の中で八甲田は雪の稜線が美しいですね。

天候も良いため八甲田山ガイドくらぶの外崎さんが箒場岱ルートへ案内開始

ツアーを楽しくするために休憩には工夫をしています。
今回も安比高原牧場アイスでアフォガードを作りました。ガイドの外崎さんは山でアイスを食べること自体初めてと感動して食べていただきました。

ツアースタート後のんびり2時間で避難小屋到着12:30

高田大岳を眺めながらそのまま風の当たらない場所まで滑ります。

井戸岳東斜面は広大な雪渓が広がり滑りやすい。

滑り終えたところでランチタイム。ホテル安比グランドの和食七時雨のスペシャル弁当も完成度が高くなってきました。

ランチ後はブナ林の滑走です。林間も広く滑りやすい斜面が続きます。

箒場岱コースのゴールは15:40 田代レストハウス箒場のおでんで乾杯。

このお店は外崎さんのお店。お母さんが笑顔でいつも歓迎してくださいます。
お腹も心も満足するお勧めコースです。
八甲田ファンが多い理由は自然に包まれる一体感が心地良くて何度も訪れるように私は思います。
今スキーが進化して山の経験が無い方でも容易に大自然に入れます。
自然にじっくり触れて、地元の人と交流して郷土料理を食べることで心の充足が深まる心地良さにファンが増えるのだと思います。
私の師匠、杉山スキースクール代表杉山進氏は「スキーとは自然との対話である」と今でもスキー教師に教えを説く。
ツアースキーを体験する度に「自然との対話」こそ「スキーの原点」だと思う。
そして、来年シーズンから心から楽しいと思えるスキーにチャレンジします。
自然学校へ皆さんの声をお聞かせ下さい。
今度は温泉ルートを紹介します。