どうせ今夜も眠れないから
こんがらがった糸を解きにかかるよ
でもね
すぐね
まいってしまうよ
君がいないとね
何にも解けやしないんだなぁ
出会った日のぼくらなら
ぴんと引っ張った端と端
何でも解り合える気がしていた
いつからか
どちらかが弛めた手の平の中
幾重にも…幾重にも…
どうせ今夜も伝わらないから
とがらせた口をつぐんでしまうの
でもね
すぐね
諦めないでほしいの
二人でいないとね
何にも紡いでやいけないんだから
突き放したあの日なら
輪っかになったいたるとこ
ただ力任せに引きちぎってた
今ならば指を絡め
真っ直ぐ一糸じゃなくなっても
今のカタチを編んでいける
二人で綾取る意図の橋
いつでも通じ合える気がしてる