4月から東大付属中学校2年生の演劇講師をしていた。
120人の生徒を3チームに分けて3人の役者達が同じ脚本をそれぞれの演出をつけて学園祭で発表するというもの。
うちのチームは自分で言うのもなんだけど
本当に良く出来た子ばかりだった。
始めに『演劇をやりたいですか?』と意地悪なアンケートをとったとき何人かの生徒はやはり
・やりたくない
・絶対に嫌だ
と答えていた。
でも、実際稽古が始まっていざやってみると手を抜くような子はいなかった。
もちろん個人差はあるけど、それぞれがそれぞれの全力を尽くして稽古をしてくれた。
そして、今日の本番。
『怪我しませんように』
『失敗しませんように』
『楽しんで出来ますように』
と自分の本番でもここまでしたことがないというくらい必死で祈った。
素晴らしい出来だった。
終わった後のみんなはとても嬉しそうな顔だった。
そうして、みんなと過ごした7ヶ月が終わった。
この素敵な出会いをくださった
浅川先生、廉さん
稽古中ずっと付き添ってくれた
楢府先生
僕がいない間ピンチヒッターをしてくれた
萌ちゃんにみゆきちゃん
演出として一緒に戦った
一平さんにまこっちゃん
そして
共にお芝居を創り上げた『ハ組』のみんな
みんな、みんな本当にありがとう!