シアトルからこんにちわ。
知ってのとおりワシントン大学(以下UW)というところに1年間の留学に来ています。
こっちでの生活が落ち着いたら今感じていることを文字に残しておこうとずっと思っていたのですが、
1ヶ月半ほど経っても一向に落ち着く気配がないのでもう諦めて書き始めた次第です。
せっかくの経験なのでシェアしとこうかなと思ってブログという形をとってます。
大昔に書いていた日記とは毛色が全く違う笑
書き残しておきたいことが多すぎて整理するのがめんどくさいので思いついた順に適当に書きます。
【あらかじめ言っておきたいこと】
・日本はクソ・海外最高、といった主張をするつもりは毛頭なく、留学を勧めるつもりも一切ない。
横浜生まれ横浜(東京)育ちの俺がたった1ヶ月だだっぴろいアメリカの一都市で暮らしただけなので。
ただもちろん対比はしようと思う。
感じたこと、考えたことをそのまま残したい。
・ツッコミ待ち
それお前アホじゃね?と思ったらツッコんでくれると喜びます。
では本題。思いついた順に。
【勉強と就活】
「日本の大学生は勉強しない」ということを日本で耳にタコができるくらい聞き、それを寸分違わず体現してきた僕ですが、いざアメリカに渡ってみてどう感じたのかと。
結論から言うと、印象としてはUWの学部生は日本の学部生より明らかに多く勉強しています。
もちろんこれは全体生徒の平均値、かつ僕のバイアスがかかっています。
当然僕の知り合いには日本で死ぬほど勉強している大学生もいますから。
まぁこんな耳タコの内容をシェアしたいわけじゃなくて、言いたいのはなんでこうなるのかという事。
①環境
勉強の環境整いすぎわろたwwwwwwwwwwww
月~木は大学の図書館が24時間空いてます。
やばくないですか?それともアメリカでは普通なのか?
そして学期末のテスト期間でもなんでもない平日夜中でも人でいっぱいです。
ラボがある人はラボにいるんだろうから、あそこにいる人はほとんど学部生でしょう。
ただ、じゃあ日本でも環境さえ整えば大学生が勉強するようになるのか?といえば疑問符がつくのです。というわけで次。
②就活
新卒一括採用という制度がこっちにはない。(韓国台湾あたりは日本と同じこの制度らしいけど)
みんな各自でインターンにアプライして、それを経て企業に入るのが普通らしい。
これを意識した時にここの人達が決まって言うのが「Resumeを良くしたい」って言葉。
知ってのとおりResumeは履歴書のことで、これを見て企業は採用を決める。
日本と決定的に違うのがこの履歴書の重さ。
日本の場合、ある程度の大学に通っていれば仕事能力はあると考えられて(いわゆるポテンシャル採用?)、あとは面接の印象で決まる。
理系の文系就職も全然普通のこと。
実際うちの大学からどこにも就職が決まらないなんて人は滅多にいないでしょう。
ところがこっちの就活はレジュメが全て。
今までにそいつがどこで何を学んできたか、どんな社会貢献活動をしてきたか、ということを表すこのレジュメが全てなわけです。
だから多くの人は自分の専門がそのまま職になるみたい。
専門はレジュメに一番書きやすい内容だからね。
あとレジュメにはGPA(成績)も含むよね確か。
レジュメがスッカスカだとどこも採用どころかインターンすら採ってくれないみたいですね。
この就活制度が彼らの勉強意欲を駆り立てているんじゃないかと僕は感じました。
レジュメを良くするために日々勉強しているんじゃないかと。
この仮説が正しいとすると、彼らはなかなか窮屈な生活を送っていますね…。
それともこれを窮屈と感じる感覚がもうずれているんだろうか。。。
どっちの方がいいんだろうね。
個人的には日本の就活って意外とアリなんじゃないかとこっちに来て思い始めました。
まぁつまり一番言いたいことは、「僕が大学で勉強しなかったのは日本の就活制度のせい」にできるのではないか、ってこと笑
【起業家スピリット】
シアトルという街は古くから起業家精神あふれる街で、マイクロソフト、スターバックス、アマゾン、ボーイングなど数々の有名な企業も生まれています。
僕はこの土壌に惹かれてシアトルに来たのですが、この環境ははっきり言って想像以上でした。
毎日のようにアントレプレナーシップを題材にしたイベントの情報が流れ、イベントの大小問わず、そこにアドバイザーとして登壇する人の経歴も素晴らしい。
またそれをサポートする環境もしっかり整っていて、UWにはアントレプレナーシップ関連の授業が多くあり(多分)、アイデアに投資するローカルなファウンダーも山ほどいるのです。
もう完全にスタートアップビジネスが文化として出来上がっているという印象を受けます。
もちろん日本ひいては東京にもそういった環境はあるんだろうけど(ぶっちゃけ俺そういうの関わってなかったから知らない)、やっぱり育ちにくい環境なんじゃないかと思う。
日本の場合は島国で、鎖国とかいう分かりやすい歴史が示すように、知ってのとおりあまり外と関わろうとしない民族。
ほぼほぼ日本人しか住んでないし、日本に暮らしているだけじゃ外から刺激を受ける機会がほとんどない。ガラパゴスとはうまいこと言ったもんです。
【QOLと仕事と宗教】
「日本人は働きすぎ」とこれまたよく言われることですが、これに関してはやはり同意。
(もちろんシアトルの人と比べてですが。ニューヨークとかになると知らん)
ここの人は、いわば「余暇第一主義」で、「仕事第一主義」(少なくとも俺にはそう映る)の日本とは時間の使い方が全く違う印象を受けます。
例えばUW卒業してボーイングで働いてる人とそこそこ仲良くなったんですけど(俺より年下w)、彼女は朝の6~7時に出社して15時に仕事が終わるそうです。必ず定時に。
その後ジムに行って汗を流したあと僕らのところにダベりに来ます。
マイクロソフト本社で働いてる人(なんとか部門のマネージャーとか言ってた)も言ってたけど、やはり日本のように缶詰になって働くのは無理だと言ってちました。彼には何よりも大切な家族がいるそうな。
それでいて両者とも世界をリードする大企業で働いているんだからすごいです。
例えばスペイン人とかに「日本人は働き過ぎなんだよ」とか言われても、いやお前ら働かなさすぎて経済ボロボロじゃねーかって言えるんだけど、シアトルの人たちはこれで十二分な結果を出してるからぐぅの音も出ないというのが正直な感想。
じゃあ日本人はこんな感じのメリハリの効いた働き方に変えるべきかと言われたら、必ずしもそうとは言えない気がしてます。
そう考える理由は単純で、「日本人は働くこと自体に幸せを感じている」んじゃないかと思うから。
その大きな要因として宗教が大きく関わっている気がします。
知ってのとおり日本人の多くは信仰を持っていません。
逆にこっちの人の多くは信仰を持っており、小さい頃から家族でミサ的なやつに行ったりするわけです。
その過程の中で自然とこういった仕事以外の方が大事でしょ的プライオリティが形成され、ひいてはそういった空気を醸成しているんじゃないかという仮説。
日本人ももちろん、家族を大切にしろとかそういう類の事は言われるけど、それが頭の芯から爪先まで、行動原理として浸透する人はなかなかいない。
結果として仕事の優先順位が一番上にきて、「仕事やってる俺幸せ」感が他国より高くなり、働く時間が長くなり、「日本人働きすぎ」現象が起こるんじゃないかと。
だから僕は必ずしも日本がアメリカの働き方を真似る必要はないと考え始めたわけです。
それは自分の国の思想、カルチャーに反するから。
これは僕がこっちに来てから変えかけている考えのひとつです。
バイアスにまみれた意見ですが、あながち間違っていないような気もします。
こっちの宗教観は本当に日本にいては感じることができないことです。
これは貴重な経験だと思ってます。
ほとんどが信仰を持たない日本は世界的に見たらマイノリティですから。
【人種】
アジア人が多いです。
地理的にアジア人は来やすいからね。
西海岸はアジア人にとっては住みやすい。
【気候】
雨が多い。けど傘ささない。みんなレインジャケット。
晴れてる時は「Enjoy the weather!!」っていう別れの挨拶。
それくらい晴れが貴重でテンションが上がる。
あと日が長い。5月初旬現在、朝6時から夜9時まで日が出てる。
時間の感覚が狂います。
最後めんどくなって適当になりましたが僕は元気です。
気が向いた時にまた書きます。
