こちらの記事に読者様から貴重なご意見を頂きましたので共有致します。

mm様より


本論としてはおっしゃる通りと私も思います。

しかしながら、現在の「議会だより」に関する議論は、長期的には無意味な方向でなされていると思います。


『議会運営委員会』『議会公報特別委員会』共に、委員の選出に関して、「安芸高田市議会委員会条例」の委員の選出方法の条を見ると、


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(委員の選任)
第8条 常任委員、議会運営委員及び特別委員(以下「委員」という。)は、議長が会議に諮って指名する。ただし閉会中は議長が選任できる。
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つまり、議長が指名した人間を議会の多数決で選任出来ます。
 


やる気があったら、『議会運営委員会』(質問権を拒否出来ます)『議会広報特別委員会』を清志会が独占可能なのです。


清志会に限らず、議会の過半数を握る会派があれば、独占可能なのです。
 

ですから、『議会だより』を議会の自決権に全く任せたら、嘘に嘘を重ねたものが発行可能なのです。
今の、『議会広報特別委員会』が、委員長を除いたら2:2となっているのが、安芸高田市議会にしては異常な状態なのです。
 


逆に、執行部のチェックをする体制としてしまった時、あわやの差で落選しましたが、山根温子氏が、市長になり、『議会だより』は、全て山根温子氏の承諾がなければ発行出来ない事になるかもしれません。

 
石丸市長と、田邊・南澤両議員の議論には、それらの可能性が全く検討対象になっていません。


役所におけるシステムは、どの様な人間がなろうと、潤滑に動く制度設計が必要なのです。
それが、【法治】ということなのです。