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カンポンさんの説法 〜流れを超えて〜 10
私が おしっこのサインを知る方法
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
私の背中の方は とても弱いんです。
背中の皮膚の細胞が損傷しています。
ですから、針で刺しても痛くないんです。
熱いもの・冷たいものに触れても、
何も感じないんですよ。
虫に噛まれても、 何も感じない。
感じないということはね、 危険ですよ。
私は いつも横になっていますが、
体を全く動かさないでいたら、
不都合なことがいろいろ生じてきます。
圧迫を感じて、
呼吸が さらにしにくくなります。
あるいは 床ずれができてしまって、
皮膚に傷がつくこともあります。
ですから、横になっても 少しずつ
体を動かさなければならないんですね。
でも 体では感じることはできなくても、
気づきによって 知ることは可能なんです。
なぜなら、
体は サインを送ってくれていますからね。
異常なことが生じたら、
「普通じゃないよー」
とサインを送ってくれます。
例えば 何かが体に刺さったとしましょう。
すると、体はピクピクと震えます。
いつもは震えていない体が 震えている、
これは何かあったな、 というサインです。
ですから、
体さんのサインを知ることができるわけです。
体が 冷えてくる。
その時も 体が ブルブルと震えてきますね。
みなさんのカバンの中にある
ケータイのバイブレーションのように
ブルブル震えて、教えてくれますよ。
体が 冷えていますよ、とね。
震えが、私に教えてくれているんです。
【苦という】サインがあるおかげで、
体の苦しみを
解決【ケア】すること ができます。
【ルーパの「苦」とは、本来
身体からだの生存の危機を知らせる
アラーム(サイン)である。
だから、その大元おおもとの生存の危機に
適切に対処すればいいだけだ。
それに ナームが過剰反応して、
「どうしよう、どうしよう」と
慌てふためいているのが 「苦悩」状態である。
「どうしよう」もできないことは、
放っておけばいいだけだ。
この状態を見極めることができれば、
「すべき」ことは
アラームに対して適切に対処するだけ
であることが分かるだろう。
「しなくてはならない(ねばならない)」
ことは それだけである。
ナームが勝手に心配している
それ以外の「〜せねばならない」ことは、
本来なら存在しない 架空の問題:幻想 であった。
人間は 「放っておく」ことが 苦手で、
すぐに 何かを 「しよう」としてしまう。
余計なことを 「する」 のは、 もうやめよう】
ウンチや おしっこもそうです。
どんな症状が 体に起こっているか、
知っていますか?
体は いつもサインを送ってくれていますよ。
気づきによって それを知ることができます。
例えば よく見てみると、
心臓の鼓動が早くなります。
顔も熱くなってきます。
静脈が膨らんだり、縮んだりします。
これが、 オシッコがしたい時のサインです。
【さすが 気づきの天才(というより 努力の人か)】
こう 私に尋ねる人がいました。
「おしっこを
どうやって感じているんですか?」とね。
ただ 体を見ればいいんですよ。
信じられないと思ったら、
自分で試してみてください。
血管を見てみてください。
少し沈んだようになってきますから。
おしっこが出て行くにつれ、
沈んだ血管が少しずつ元に戻っていきますよ。
おしっこができったら、もう
その血管はいつも通りになっています。
自分自身の体を よく観察してみてください。
でも私たちは
そうやって体を観察してみたことなど
ほとんどないと思います。
【心身症を患う人たちは、(気づきが弱く)
自分の 体の症状:苦や 心の感情:苦悩に対して
極めて感度が鈍い と言われているが、
一般の多くの人も、
気づきの程度の違いがあるだけで
似たようなものである】
おしっこしたいー、 早く おしっこ出したい!
に思いがいってしまって、
他のことばかり 考えていますからね。
体を観る、
体のサインを受け取ることなど考えずに
おしっこをしています。
【しかし、カンポンさんのように
「24時間・365日」自分に気づこうとして
「日常生活での 型のない瞑想」
をしている人は ほとんどいない。
余計なことをしないで、
日常生活での瞑想(ただただ知る:being)
を ちゃんとやろう! 】
(最終改訂:2024年6月14日)