うちの会社では多くの生野菜を使用しているのだが、
これが非常に厄介なのである。
特に葉物野菜だが、異物が非常に多いのである。
(詳しい内容は書けないが・・・)
うちの場合、一部の野菜は目視選別といって、
手作業で異物を取り除く。
ソフトX線など、製品の異物検査装置は多いが、
原料から異物を機械で検知するのは難しい。
また、葉物野菜は葉にくっついていたり、丸まった葉の中に入りこんでいるため、
選別に時間がかかる。
今日、製品を包装する部署から「○○から異物が出たけど!!」
との電話。一気にテンションが下がる。
本来は私のグループの責任ではないのだが、人手がいないとの事で
何故か私が対応。
現場に行くと、確かに異物が発見。
「残りの▲▲は大丈夫?」
確かにそうである。食品はお客様が口に入れる物であるため、
万が一の不備も許されない。
という事で、そこから社員3人で製品を手作業で選別・検査する事に。
処理量、3人で10kg/h 他の作業もたくさん残る中、延々何時間検査する事に。
なんとか終えたが、余計な時間を過ごしてしまった。
実験中、HPLCにサンプルをアプライしようとした瞬間、
平衡化に使用したバッファーが間違っていた時のような悲しさを思い出した。
すっかりくたびれ、ビールを2本買ったのだが、眠すぎて結局2本目を開けた直後に
寝落ちしてしまった1日であった。