メイショウベルーガ狙うはVだけ! | 秋華賞激走穴馬的中丸秘記録

メイショウベルーガ狙うはVだけ!

阪神10R・ローズS 本社予想&出走表


 GIを勝った事実に重みがあるのは今さら言うまでもない。桜花賞馬レジネッタとオークス馬トールポピーには、やはりそれなりの評価が必要。それでもここは◎メイショウベルーガで一発、狙っていく。


 1000万を勝って格上挑戦となった前走・クイーンSが7着。着順だけを見れば重賞の壁だと思われるかもしれない。ただ、前走に関してはあまりにも多くの誤算があった。まず発馬のタイミングが合わず、道中のポジションが最後方となったこと。もう1つはゴーサインを出した3コーナーすぎ。外に進路を取ったレジネッタの影響で大きく外へ振られるロスが生じていた。オマケに開幕週の馬場でヤマニンメルベイユが逃げ切るような流れ。これだけ苦しい要素が重なってのコンマ5秒差は力負けでも何でもない。ここでもう一度、見極めたい。古小路助手がそう強調する。


 「前走は不向きな展開で小回りの札幌だったし、仕方ないね。広い阪神に替わるのは歓迎。もっとやれる馬だと思うよ」


 この中間は長距離輸送を挟んで中4週のローテ。前走時も気配の良さはかなり目立っていたが、今回はそれ以上の充実度が伝わってくる。四位を背に力強く動いた今週の坂路単走追い。そして土曜朝、坂路での最終調整を終えた古小路助手があらためて状態面に太鼓判を押した。


 「元気だね。ホント具合いいよ。次につながるレースっていうのではなく、ここは勝ってほしい。それができる馬だと思っているからね」


 2着や3着でも秋華賞出走権は手にできるが、求めているのはそれ以上の結果。本番を先に見据えたGI馬とでは、トライアルに懸ける意気込みが違う。今回がまさに絶好の狙い目となる。


 ▽相手…クイーンS2着から参戦してきた桜花賞馬レジネッタ、オークスを勝って以来となるトールポピー。ともに次の秋華賞を見据えているが、決して仕上がりは悪くない。十分に力を発揮できるレベル。やはりこの2頭を軽視するワケにはいかない。ただ、一発の魅力という意味でダイワスピリットを▲に。スピードが勝ったタイプで、2000メートルよりは1800メートルに適性を感じる。スンナリと単騎に逃げれば潜在能力の高さで残ってしまうかも。オディールは稽古が地味でも、もともとがそういうタイプ。初戦からそこそこ動けそう。


 ▽穴…マイネレーツェルは小柄でいかにも仕上がりが早いタイプ。桜花賞6着がコンマ3秒差、不利があったオークスでも大崩れはしていない。強襲を警戒。


出典:スポーツニッポン大阪