デヴェロッペ「引退」屈腱炎を発症 繁殖入りへ | 秋華賞激走穴馬的中丸秘記録

デヴェロッペ「引退」屈腱炎を発症 繁殖入りへ

 13日の紫苑Sで2着に入り秋華賞の優先出走権を獲得したデヴェロッペ(牝3=松山将)が屈腱炎を発症、このまま引退することになった。17日に管理する松山将師が明らかにした。同馬は紫苑Sのレース直後に歩様が乱れ、17日にトレセン内の競走馬診療所でエコー検査を受けた結果、右前浅屈腱炎と診断された。松山将師によると「競走馬として復帰できるかギリギリの症状」で、オーナーサイドと協議の上、引退を決断した。今後は北海道日高町のディアレストクラブで繁殖牝馬となる予定。同馬は加賀厩舎所属でデビューし、1月の菜の花賞(中山)を逃げ切り勝ち。同厩舎が2月に定年解散を迎え、3月に新規開業した松山将厩舎に引き継がれた。


 ▼松山将師 3月の開業時から厩舎のエースとして頑張ってくれた。桜花賞にも連れていってもらったし本当に感謝している。残念だが、ゆっくり休んでいい子を産んでもらいたい。できれば産駒を手掛けてみたい。


出典:スポーツニッポン大阪