水車小屋のネネ | 好きな本を紹介します。

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60歳女性、自分の好きな本を紹介します。不定期です。


    

水車小屋のネネ

津村記久子 著


変わったタイトルですよね。

内容の想像がつかなかったです。

高校を卒業した姉と、小学3年生の妹。


二人で生きていくと、決めて、姉が探して来た仕事が

蕎麦屋の仕事。

蕎麦屋の仕事と、そこで使う蕎麦粉を水車小屋でひうているため、その番をしているヨウム(オウムみたいに喋る鳥)のネネのお世話をする、変わってるけど、住み込みという、二人にとっては、

有難いお仕事。


変わった事情を抱え、子供達、二人で暮らす事を廻りの大人達も、助け過ぎず、だが、見守り助ける。

彼女達も、

又、自分達の出来る事は、頑張りながら、

人間関係を築きながら、成長してゆく。


重要な、キーパーソンが、人、ならぬキー鳥のネネである。


変わったお話、実際には、あり得ないが、胸が温かくなる、人生を肯定的に捉えられる物語でした。