父の葬儀も終わり

改めて感じたことがある


私は父や母の生き方をみて

色んなことを学べたんだな


人は裏と表の顔があるということ


そんな家庭で育った私は

人への不信感いっぱいで

不安の中で育ってきた


子供の頃はね

分からなかったけど


大人になってからの生きづらさから

内観を学んで

私はずっと親が求める理想に向かって

いきてきたんだなって‥



おかげで、自分の家族を

客観的に見れるようになって


自分の親がどんな人だったのか、


自分の性格は環境で作られたものなんだってことを

知ることができた





父の葬儀の時

ものすごく耳にした


「本当にいい人だった」

「悪く言う人は1人もいない」


そう、みんなに愛されていた父



でも、私の中には違和感だらけ‥



父の優しさは

外の人にはめいいっぱいの優しさを発揮し


その反動なのか


家族には全くそうじゃなかった


いつも否定的で、母に対しては

とてもひどいことばかりで

わがままな人だった

口を開けば愚痴ばかり笑い泣き


そう、それが父の生き方✨


不器用な人で、頑固で

怖がりで、寂しがり屋さん

きっと社会と戦う人生だったんだと思う


そんなに我慢しなくても

そのまんまの父でも

みんなに愛されるのにな‥


なんせ私はどんな父も大好きだったから



でも、私が育った家庭環境は

そんな小さな社会から始まった




だからかな

そんな生き方を私はしたくないって

心から思えたし


本当は世界は優しいんだって気づけた



この家族に生まれたからこそ


家庭という場を、

心が休まる場所にしていきたい


自分のことを大切に

そして、そばにいる人を大切にしたい


私にとっての幸せを

みつけることができたんだよね


お父さん、

不器用だけど沢山の愛を

本当にありがとう