※こちらの記事はJLCPCB様の提供でお送りいたします。

 

  基板のご支援をいただいたおはなし

 

 

こんにちは!衛星C&DH系・ロケット電装系燃焼系のB2のなつめろんです。

前回に引き続き今回も高品質・低価格なサービスを提供されている基板製作会社のJLCPCB様よりPCB基板のご支援をいただきました!

いつも私たちのプロジェクトを力強くサポートしていただき、本当にありがとうございます!心より感謝申し上げます。

 

  JLCPCBとは?

 

ここで改めて、私たちがいつもお世話になっているJLCPCB様がどのようなサービスを提供しているのか、ご紹介させてください。

JLCPCB様は、

  • 表面部品の実装

  • PCBの製造

  • メタルステンシル製造(クリームはんだを基板に塗布するための金属板)

といったサービスを包括的に提供している、世界最大級のプリント基板製造会社です。

その最大の特徴は、圧倒的な「低価格」と「製造スピード」にあります。基本的な仕様の基板であれば5枚で$2からという驚きの価格で発注が可能です。この手軽さから、世界中の企業エンジニアはもちろん、私たちのような学生団体や個人のホビイストまで多くの人が利用しています。

また、基板を製造するだけでなく、部品の実装まで行ってくれPCBAサービスも非常に強力です。部品調達から微細な部品のはんだ付けまで一括でお願いできるため、開発の手間を大幅に削減できます。

配送方法も複数の選択肢が用意されており、OCS Expressのような比較的安価な配送サービスを選ぶことで、送料を賢く節約することも可能です。

 

日本語発注システムhttps://jlcpcb.com/jp/

英語発注システム https://jlcpcb.com/JPV/

  今回発注した基板について

こちらが今回ご支援いただいて製作した基板たちです! ロケット電装系と衛星、それぞれのチームで設計した基板になります。

 

ロケット電装系では、電装部の小型化を目指して今回から表面実装タイプのマイコン(STM32F446RET6)を本格的に採用することにしました。それに伴い、以下の試験用基板を発注させていただきました。

 

  • マイコン試験基板: 新しく採用する表面実装マイコンが正しく動作するか、基本的な性能を評価するための基板です。今後の開発の土台となります。(このマイコンの話も、また別の機会に詳しくできたらなと思います!)
  • 電源系統試験基板:ロケットの安定した動作に欠かせない電源回路(電子ヒューズ、充電回路など)を、個別に評価・検証するための基板です。

衛星では、前回の基板でmicroSDカードの試験に成功した経験を活かし、今回はフルサイズSDカードに対応した試験基板や、衛星の頭脳となるBUS基板の電源部分を試験する基板などを発注しました。

  • SDカード試験基板: 衛星のオンボードコンピュータ(BOBC)であるSpresenseで、SDカードの読み書きを試験するための基板です。
  • BUS基板EPS部分の試験基板: 衛星全体の電力供給を司るEPS(電源系)が、設計通りに安定して動作するかを検証します。

ちなみに、私たちの衛星ではBOBCにSpresenseを採用しており、このSDカード回路は公式のSpresense拡張ボードを参考にして設計しています。もし同じようにSpresenseの拡張機能を自作・再現しようとしている方がいらっしゃいましたら、少しは参考にしていただける部分もあるかもしれません。

  Quadceptを利用した基板の発注方法 -ガーバーデータ出力編-

SSSRCでは基板設計用のCADとしてQuadceptを採用させていただいているため、今回はQuadceptでのガーバ―データの出力方法と発注方法を説明します。

 

設計した基板を製造するためには、「ガーバーデータ」という基板工場向けの製造用データを作成する必要があります。これは、いわば基板の「設計図」を格納したデータです。

 

ここでは割愛しますがまず上のような回路図作成や基板の配線作業をまず行ってください!

 

実際のQuadceptの画面に添って具体的な出力手順を説明していきます。

  1. まずデータを出力先となるファイルをPC上に作成します。
  2. 次に、基板の設計が完了したら、画面上部にある[プロジェクト]→[ガーバー]をクリックします。するとエクスプローラーが開くので先ほど作成したファイルに出力します。
  3. 基板作成にはドリル穴のデータも必要なので次にガーバーデータの下のNCドリルからドリル出力を選択し、先ほどと同じファイルに保存します。
  4. JLCPCB様で発注する際今作成したファイルはZIPファイルにする必要があるのでエクスプローラーからデータを保存したファイルを選択しZIP形式で圧縮します。
  5. JLCPCB様のサイトからガーバーファイルをアップロードします。(発注が初回の方は後述するクーポンが使用できるのでそちらをゲットしてから発注してください!!)
  6. 層数などの設定を行いカートに入れた後、ページの右上のカートから発注を行うことができます!!!(各種設定は次の機会に説明できればと思います)
この写真の左側のAdd gerber fileと書いてある場所からアップロードできます!!!
 

 

  最後に

 

JLCPCBは、「価格」「品質」「スピード」の全てにおいて、学生のモノづくりを強力にサポートしてくれる最高のパートナーです。高品質な基板が驚くほど低価格で、しかも短納期で手に入るため、アイデアをすぐに形にしたい私たちの開発サイクルに欠かせない存在となっています。

  • これからオリジナル基板を作ってみたいと思っている初心者の方

  • アイデアをすぐに形にしたいクリエイターの方

  • 高品質な試作基板を低コストで手に入れたい方

あらゆる方に、自信を持ってJLCPCBをおすすめします。

 

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これからJLCPCBを使い始めるという方に朗報です! なんと、下記の公式サイトから新規ユーザー登録をすると、$60大幅な割引クーポンがもらえるキャンペーンを実施中です。最初の注文が大変お得になりますので、ぜひご活用ください!

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