もうすぐ2023年も終わりですが,皆さんいかがお過ごしでしょうか.B3の小田です.

SSSRCアドカレ2023を書かずに終わったな~と思っていたら,年末のこのタイミングで何故かまわってきました.

書く内容が思いつかないので,取り敢えず最近考えていたことを書こうと思います!

 

  なぜホラー映画を観るのか

 

年末とか衛星開発とかに全く関係ないですね!許してください.

皆さんは,映画は好きですか?

私は結構好きで,ジャンルを問わずなんでも観ます(観るようにしています).

映画館に観に行くときは,興味がありそうな友人を誘ったりもするのですが,その時にいつも思うことがあります.

ホラー映画に付き合ってくれる人あんまりいない...!

やっぱり好き嫌いが分かれるジャンルですよね.

ホラーが苦手な友人には,「怖いから嫌だ」と断られます.そりゃそうですね...

私もホラーは怖いのですが,それでも観ていますし,結構好きです.

怖いと感じる感情は同じなのに,なぜ友人はホラー映画を嫌がり,なぜ私はホラー映画を楽しむのか.

その理由について,3点考えてみました.

あくまで私の場合の話なので,他の人は違った楽しみ方をしているのかもしれません.

他のホラー好きな人の意見も聞いてみたいですね~.

 

 その1 恐怖克服の成功体験

なんか字面が偉そうになりましたが,文字通りです.

ホラー映画の序盤~中盤では特に,不安や恐怖といった緊張状態が続きます.ドキドキやハラハラが続き,そしてなんやかんやでラストでは主人公が生き残って,緊張が解けてホッとして終わる.主人公が助からないタイプの映画でも,映画が終わって劇場が明るくなり,周りの人が退場のためにザワザワしはじめると,「ああ終わった」とホッとする.

この緊張→緩和のセットを,映画という安全な自分のコントロール下で体験できるところが,楽しいのではないかと思います.

私はもともと怖がりな方なので,「怖い思いをしたけど何ともなかった」ということが小さな成功体験というか,娯楽となっているのではないかと思いました.

 

 その2 感情が揺さぶられるのが楽しい

その1と若干似ているかもしれないです.

そもそも人は,自分の制御範囲内で感情が揺さぶられることを楽しむものだと思いませんか?

「楽しい」や「悲しい」だと分かりやすいですよね.物語を読んで気持ちがスッキリするのも,一時的に日常を忘れて,普段の生活では得られない感情の動きを味わえるからだと思います.

ホラー好きな人にとっては「楽しい」や「悲しい」も,「恐怖」や「不安」も心が動くという点で同じなのではないでしょうか.

ホラー映画で純粋に怖さを楽しんでいる,という部分もあるということです.

 

 その3 ホラーな演出が好き

特別映画に詳しいというわけじゃないので,細かいことは分かりませんが,ホラー映画特有のカッコよさってあると思います.

怖いけどカッコいい・怖いけど美しいカットを観るとテンションが上がります.怖さや不気味さがあるからこそ映える絵面があるというか.

(某映画のワンシーン)

演出の話だけでなく,ホラー映画のクリーチャー的な存在の造形を観るのも結構好きです.

現実にいたら嫌だな~という気持ち悪さと,カッコよさが両立している感じ,良いですよね.

同じような感情を持っている人には,『武器人間』という映画をお勧めします.

 

  さいごに

こんな感じで私がホラーを観る理由について書いてみました.共感できる部分があれば嬉しいです.

思ったよりは長くなりましたが,こんなので良いのかな?

ちなみに最近気になっているホラー映画は,『ボーはおそれている(Beau Is Afraid)』です.

 

ここまで読んでいただきありがとうございました.

映画を観たり観なかったり,様々な過ごし方があるとは思いますが,皆さん良い年をお過ごしください!