初めまして,B2の山田です.今回初めてアメブロを担当することになり,何を書いて良いか分からないので,普通にsssrcでの活動について書いていこうと思います.ただし,特別なにかの成果が得られたという訳でもないうえに,初めてのブログで面白いことを書ける自信がないので大目に見てやってください🙏

C&DH系とは?

いきなり具体的な話をするのも脈絡がなくてなんだか良くないような気がするので,まず,自分が担当している系について少しだけ話そうと思います(知っている方は読み飛ばしてください).

 

 

sssrcで現在開発中の衛星にはミッション系,構造系,熱系,電源系,通信系,C&DH系,姿勢系があります.タイトルにもある通り自分はC&DH系を担当しているのですが,今挙げた系のなかで唯一アルファベットが入っていて何をしているのか分かりにくいと思います,初めて見たときは自分も意味が分かりませんでした...

 

 

まず,C&DHとは何の略だと思いますか?正解はCommand and Data Handlingです.Commandとは地上から衛星に送る命令のこと,Data Handlingとは衛星に搭載されているセンサーなどが取得した値を管理することで,これらの設計をしています.値の管理でバグが発生すると衛星が上手く動かなくなるので,とても重要な役割を担っています!!だいぶざっくりしていますが,系の説明はここまでにしておきます.

 

 

文字ばかりになってしまっているので,衛星で使用するマイコン,SONYのSpresenseの写真を下に貼っておきます.一応両面貼っておきます.

    

microSDカード単体試験

次は最近取り組み中のタスク,microSDカードの単体試験の話をしていこうと思います.先ほど話した通り,C&DH系では衛星内のデータを取り扱っているので,その保存に関係しているSDカードの試験をすることになりました.内容は少し前に紹介したSpresenseを使って,SDカードにデータを書き込んでそれを読み出すというものです.内容はシンプルなのですが,恥ずかしながらこれに苦戦してしまっています.
 
 
使った部品の写真を貼っておきます.左から今回使ったmicroSDカード,microSDカードスロット,レベルシフタ(電圧変換用の部品)です.
  
 

 

部品の準備ができたので,調べたサイトの通り回路を組み,プログラムをSpresenseに書き込んだら試験終了!の予定だったはずなのですが,先ほど述べた通り上手くいきませんでした😭

考えられる原因は主に回路,プログラムのミスですが,回路を後日作り直しても解決しなかったので自分は後者が原因だと考えています.ただし,正確な原因の特定はできていません.(本来はできるべきなのかもしれませんが...)どうすれば良いのって状況ですが,解決案は一応考えています.

 

 

実はSpresenseには先ほど紹介したメインボードの他に拡張用のボードがあり,そこにはmicroSDカード用のスロットが搭載されています.更に拡張ボードを用いてmicroSDカードを操作するためのプログラムまでSONY公式が用意してくれています.

 

 

じゃあなんでわざわざ別の回路とプログラムを準備して試験を使用としたのってことになりますが,これは開発中の衛星のサイズが小さく,拡張ボードを搭載してしまうと衛星内部を圧迫してしまうからです.なので拡張ボードのmicroSDに関係する部分の回路を自作で再現して試験をしてみようということになりました.この回路は最初に試験に使ったものより複雑なので避けていましたが,結果的には遠回りになってしまいました.

 

 

回路を変更した結果は!と言いたいところですが,まだこの回路は試せていないのでここまでにしておきます.(本当は回路やプログラムの詳細についても紹介するべきなのですが,写真を撮るのを忘れていた上にアドカレの担当日がもうすぐ終わってしまうので用意できませんでしたすみません🙇)

 

最後に

単体試験に苦戦していたり,先輩方の開発に関する会話についていけないことが多かったりといろいろ情けないところばかりですが,これからもできる限り頑張っていこうと思います!!

 

長々と読みづらい文章を書いてしまってすみません🙇読んでくださった方はありがとうございました.

 

今日のブログはここまでです,まだまだアドカレは続くので楽しみにしていてください!!!