この記事はSSSRC Advent Calender 2022 23日目として書かれています。
こんにちは!!B2の阿片(アガタ)です!
今回初めてアメブロ担当させていただきます.
“ほ・ん・と・う・に”稚拙な文章しか書けませんので,読みづらいとは思いますが,何卒最後までお付き合いください.
とうとうクリスマスまであと2日というところまで来ました
もう今年も残りわずかですね...
そして見てください,この銀世界を(今日の深夜に撮りました)
クリスマスにピッタリな天候ですし,本当はクリスマスにまつわる話をしたかった(?)のですが,明日も明後日もバイトで予定が埋まっている,クリスマスとは無縁の僕ですので,僕が奈良県民としてすごくお勧めしている正倉院展について話そうと思います(関係無さ過ぎ).
正倉院展ってなんだ??
そもそも正倉院が何なのかよくわからない方も少なくないと思います.
正倉院と聞いて,すぐに校倉造を思い浮かべるあなたは,おそらく非常にまじめな学校生活を送っていたのでしょう...(誰目線)
正倉院というのは,聖武天皇が愛用しいていた品や,東大寺の法要で用いられていた道具,楽器等を保管している,東大寺の敷地内に建てられた倉庫のことを言い,約9000もの宝物が納められています.(本来は穀物や財物,道具等を納める倉庫を「正倉」といい,正倉が立てられている区画を「正倉院」というみたいです)
普段は厳重に閉ざされている正倉院ですが,毎年秋のみ曝涼と呼ばれる伝統的な儀式の際に開封され,この期間に合わせてピックアップされた約60件前後の宝物が奈良国立博物館にて展示されます.宝物を見ながら奈良時代の天平文化に触れられる展示会,これが正倉院展です.
今年は10/29~11/14の期間で開催されました.
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— いざいざ奈良 (@nara_cjr) October 29, 2022
本日から11/14まで正倉院展が開催👀
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正倉院展に保管されている数千もの宝物の中から一部が公開されます!
毎年公開される宝物は変わるので、今回見られる宝物とは一生に一度の出会いかもしれません😳
この機会にぜひご覧ください💁
なお、観覧には前売日時指定券が必要です⚠️ pic.twitter.com/zWq3SfbX9B
なんで開催が終わった後に書くだという声が飛んできそうですが,すみません,ネタが無かったんです.お許しを
ここからは,正倉院展に実際どんな魅力があるのか紹介していきます!
正倉院展の魅力
第一に正倉院展の魅力として挙げられるのが,何といっても展示物が美しい!!
そして,歴史にそんなに興味のない人でも気楽に楽しめる!!
というところです.
こういった歴史の文化に関する展示には少しお堅いイメージがある方も多いと思いますが,正倉院展で展示されているものは,聖武天皇が使っていたということもあって,装飾がとにかく豪華で煌びやか
なので,美術品を鑑賞するような感覚で見入ってしまい,気づいたらその品の説明を読み始めています.見た目がきれいなので,どういった用途で使われていたんだろうかと,自然と興味がわいてきます!
これまで何回か正倉院展に足を運びましたが,その中でも一番印象に残っているのが↓の琵琶!!
※著作権の関係で画像が載せられなかったので,上のリンクから画像見てください!
「紫檀木画槽琵琶」出陳 - 正倉院展、10月24日から http://t.co/1u9gNzEtak #nara_np #奈良新聞 pic.twitter.com/z4Wcslh42X
— 奈良新聞(Nara Shimbun) (@nara_np) July 30, 2015
紫檀木画槽琵琶(したんもくがのそうのびわ)といいます.画数の多い漢字が羅列していて難しい名前ですが,正倉院に収められている宝物は,見た目のイカツい名前が多いです(笑).
銀平脱龍船墨斗(ぎんぺいだつりゅうのぼくと)だとか,平螺鈿背八角鏡(へいらでんはいのはっかくきょう)だとか...
何かの必殺技みたいですね(笑)
話は戻って,この琵琶の特徴的なのがその背面.細かい花模様がちりばめられていて,なんとも独特で,引き込まれるデザインをしています.花模様の細かさから,当時の技術力の高さがうかがえるとともに,演奏している間は絶対に見えないであろう背面にこだわりを見せてくるあたり,粋だなーと感じます.
そしてこの模様,あの世界的なブランドであるルイヴィトンの柄にそっくりだ!ということで話題になったりしました.
画像出典:amazon.co.jp
ぜひ見比べてみてください(結構似てます)
他にも独特な宝物が多数あって,興味を引くものばかりです!
第2に,毎年全く違った宝物が展示される!
という魅力があります.
言い換えれば,一度逃してしまうと,次にいつ見れるか分からないんです
見たい宝物があるのであれば,その年に絶対に見に行きましょう.そして隅々まで目に焼き付けましょう.
ちなみに,双眼鏡などのアイテムを持っていくのがおすすめです
最後に
上手くまとめられなかったのですが,いかがでしたでしょうか??
少しでも正倉院展の魅力が伝わっていれば幸いです.
ここ数年はコロナの影響もあり,正倉院展には行けていないのですが,過去には毎年のように足を運んでいた時期もありました.
本は全く読まないのに必ずお土産としてしおりを買ってしまいます.
お土産も面白いものが多いので行った際にはぜひチェックしてみてください!
本来は画像とともに宝物を紹介したかったのですが,著作権の都合上,写真を用いることができなかったので,非常に無機質な紹介になってしまいました.悔しい...(正倉院の宝物の画像を使いたい際には,1か月前に宮内庁に申請書を送らないといけないそうです.間に合わなかった!!)
奈良に観光に行こう!となった時には,ぜひ正倉院展が行われている時期にあわせて予定を立ててみてください!!!
最後に,実はキレッキレのダンスを踊れる我らがせんとくんとともにお別れしたいと思います
それではまた!!