この記事はSSSRC Advent Calendar 2022 8日目の記事として書かれています.

 

こんにちは!アドベントカレンダーイベント8日目はM2の植田が担当させていただきます.

この間からかなり寒くなり,冬の到来を実感する時期がやってまいりました.

皆様はいかがお過ごしでしょうか?

私は残り半年を切った大学生活で思い残すことがないように,毎日を全力で楽しんでいます.

先日は和歌山出身でありながら,人生初の潮岬で磯釣りをしてきました.

釣果はグレとダツが合わせて30匹となかなかの具合で,グレのてんぷらは抜群においしかったです.

 

さて,今回の記事ですが,私の人生観,普段何を考えながら生きているのかについてお話をさせて頂こうと思います.

というのも,最近身近な人が精神的に参ってしまうことがあり,その相談に乗る過程で自分の精神性や処世術について振り返ることがあったので,一度文章としてまとめてみようと思ったのです.

もちろん私の個人的な考え方でありますし,私の言葉を実践すれば,悩みが解決するわけでもありません.結局,自分の生き方は自分で見つけるしかないという前提で,こういう生き方もあるという感覚でお話を聞いていただければなと思います.

 

人生が幸せになる方法

まず,私とっての幸せとは精神的な充足を得ることです.もちろん人によっては肉体的な満足を望むかもしれませんが,それは年齢的,金銭的制約など,抗えない障壁に直面することが多々あります.対して精神的な幸福とは単純です.楽しい気分になれば良いのです‼

皆さんにとって,楽しい気分になれるものとは何でしょうか?私にとって,「楽しい」=「笑い」です.誰にも言ったことはなかったのですが,私には,

  • 自分が笑う
  • 周りの人を笑わせる​​​​​​​

という,ざっくりとした人生の目標があります.この目的を達成するために普段から,馬鹿なことやどういう話し方が面白いのかを考えています.これは,後の話にも繋がるのですが,もしも何かの悩みや不安があるならば,人生の指針,普段の行動の核となるような目標を設定してみるのは如何でしょうか?

 

周りに影響されすぎない

個人的な考えではありますが,人が嫌な気分になるときは必ず他人からの影響があると考えています.人から嫌なことを言われる.他人との人間関係に悩む.他人と自分を比べる.その悪影響を除くことを考えてみましょう.

影響を受けやすいものを一つ例に挙げると,それは「流行り」ではないでしょうか?流行りの歌,流行りの言葉,流行りのファッション,人々は強迫観念にかられているかのように見えます.なぜ,人は「流行り」を追いかけるのかを考えたことはありますか?

考えられる一つの理由として,周囲の人と会話に付いていけない恐怖,それによって自分が孤独になるという恐れが根底にあるような気がします.それらを克服する方法を考えたことがありますか?

上記を逆に考えてみると,根底にある孤独への恐怖は周囲の人とのコミュニケーションによって解決されることがわかります.では,コミュニケーションに「流行り」は必須でしょうか?

流行の言い換えとして,「話題になる」という言葉がよく使われると思います.若者の間で話題になる,他には,SNS上で話題になる...etc.

こう考えると簡単です.流行りでなくとも話題に事欠かなければいいのです.具体的に,私が人と話すときの話題の出し方を例にあげましょう.例として,冒頭の「私が”潮岬”で”グレ”や”ダツ"を釣った.」の一文に含まれる3つのキーワードから話題を膨らませます.

まずは,”潮岬”に関連する話題です.例えば,潮岬から見える絶景,本州最南端や台風の中継先などの話ができます.

では,次の”グレ”はどうでしょう.グレとは「メジナ」の関西弁であり,磯釣りの対象としてよく親しまれている魚です.同じような魚として,関西弁で”チヌ”と呼ばれる「クロダイ」があります.また,グレは口太グレと尾長グレの2種類があるという話題も生まれます.

最後に,”ダツ”です.ダツはその発達した鋭い顎と光るものに反応するという習性から,ライトを持つ船上の漁師に突き刺さるという死亡事故をも起こす危険な魚です.また,見た目が似た魚として,下あごのみが発達した「サヨリ」という魚がいます.”サヨリ”といえば,「好きだとイワシてサヨリちゃん」で有名な,「おさかな天国」という歌がありますよね.

さて,たった一文でここまでの話題が生み出せます.これを踏まえて,「流行り」を追い続ける必要があるのでしょうか?勘違いしてほしくないのは,流行を取り入れることを否定しているのではないのです.流行に振り回されない方法はあるし,他人からの影響で義務的に「流行り」を追いかけるのではなく,バイアスを除いた状態でそれが自分にふさわしいものであるのかという吟味して欲しいのです.これは,流行だけではありません.他人からの言葉についても同様です.人から言われたこと全てに気をやっては,自分の精神が持ちません.結局,他人は他人,自分は自分.そう考えることが,心の安寧を保つ一つの方法だと考えます.

 

結論

さて,ここまで長々と書いてきましたが,私が言いたいのは,確固たる自分を持つということです.自分の人生に指針を持つこと,周囲の状況や人の言葉に影響されないこと.これらは,あくまで,"私の場合"です.すべての人がこの方法で人生がうまくいくとは言いませんが,この記事を読んで,少しでも心が救われる人がいれば幸いです.