こんにちは,気が付いたらもう4回生...米山まうむです.
これまで何度かアメブロを書きましたが,初めてブログ書きますとか言ってた頃からあっという間に時が経ち,
運用も気づけば初めて衛星と交信がとれてから半年が経ちました.
さて今回はソフィア・堺さんの天文教室でひろがりの運用についてお話しする機会をいただいたことや,それに関連して直近の運用について軽く振り返ってみて書こうかと思います.(アメブロで運用の経過の話があまりでていないので)
今回講演のお話をいただいたソフィア・堺さんは堺市の教育文化センター的なもので,文化・芸術イベントやプラネタリウムなどの事業が行われています.プラネタリウムイベントの一環である天文教室で,ひろがりの運用についての講演の依頼をいただきました.“ひろがり”の開発・運用を通じて,“ひろがり”やSSSRCの存在が地域にひろがっていることを嬉しく思います.“ひろがり”引き渡し後の昨年の年末に大学周辺のお店を50軒くらい手分けして巡って,ポスターを貼ってもらった効果があったかな?(懐かしい)
講演は当初現地で行う予定でしたが,緊急事態宣言の発出・延長の影響で収録したものをソフィア・堺さんのYoutubeチャンネルで配信することになりました.運用Twitterや公式LINE,HP等では細かく運用について発信していますが,まとまった形で発表する機会は,直近では5月のわかものハムの集い2021と6月のSpace Tech LT Vol.2 〜超小型衛星初期運用報告~の2回だったように思います.この二回は主にアマチュア無線家向けと衛星運用者向けの発表でしたが,今回は一般向けということで少しが毛色の違う部分があったかなと思います.わかりやすい内容にしつつも,ちょっと衛星のことに詳しくなれるくらいを目指して作成しましたが,きっとわかりにくい部分も多々あるように思います,すみません.わかりやすく話すというのは難しなとこういった発表の機会の度に痛感させられます.
そして,ここからはこれまでの運用を軽い振り返っていきたいと思います.ひろがりとの通信確立(3/21)後の2週間ほどでミウラ折り厚板構造の展開・計測ミッションひとまずデータの取得ができました.そこからは厚板を定期的に撮影しつつ,高速通信の解析に向けたダウンリンクデータの収集を行いました.5月の初旬にローテータの故障が発生するなどのトラブルを抱えつつも5月末までは昼夜問わず可視パス全パス運用(←学生パワー).そこからは早朝パスや仰角の低いパスを間引くなどしながら徐々に運用頻度を下げて人権を回復していきました.現在は4日の1回,3~4パスまとめて運用という穏やかな運用を行っています.6/19,20,8/14,15にアマチュア無線ミッションのテスト運用を実施するも,一般のアマチュア無線家さんからのコマンドが衛星に正常に受信されず現在に至っています.運用のシフト作成や運用パスの選定(方針はみんなで決めますが)などは長らく私が担当しているので,そのへんのことについてもまたお話しできればと思います.シフト作成など完全自動化を目論んではいるのですが,“完全に”自動化するのはやっかいな点もあり...
今後についてはアマチュア無線ミッションを実施していきたいと思っています.また,高速通信やミウラ折り厚板構造物についても経時変化や高度や季節の影響などについて観察するために撮影やダウンリンクといった運用を定期的に続けていく予定です.軌道寿命もまだ1年ほどあるので,“ひろがり”の様子を今後も見守りたいと思います.
もう一回リンク貼っとこ.では!
ひろがり軌道寿命予測
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最短 |
2022年6月 |
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最長 |
2023年1月 |
時期について適当に列挙してみた
- できごとや運用内容
- 3/21~4月上旬:パドル及びミウラ折り展開
- 4月上旬~8月半ば:高速通信サンプル集め
- 5月初旬:ローテータ故障
- 6/19, 20, 8/14, 15:アマチュア無線ミッションテスト運用
- 運用頻度
- 3/21~5月末:可視パス全パス運用
- 6月~7月:毎日運用,1日数(1~3)パス間引く
- 7月~8月末:毎日数(1~3)パスス運用
- 9月~:4日に1回3~4パスまとめて運用
