皆様こんにちは、3月31日をもって卒業したフジタです。
2015年から都合六年間このSSSRCに所属してきましてこれまでOPUSAT-KIT、ひろがり(旧称OPUSAT-II)の開発に携わり、その中でも特に衛星の回路設計や基幹ソフトウェア、無線通信システムの製作を担当しておりました。

日夜せっせとシステムを考え、仲間と議論し、様々な人の助けを借りながら衛星を開発してきたわけですが、その中で自分自身がかなり成長したと感じる点が多くあります。
月並みではありますが「衛星をつくる」夢、あるいは目的意識という燃料ほど自分を動かしてくれるものはありません。

私と衛星との物語は卒業をもってして終わり、ひろがりの運用を眺めるだけです。
しかし幸いにして私はまだまだ若く、ものづくりへの情熱がここで冷めてしまったとしても再び自分を動かす夢を探すことができます。

それでは皆様、よい夢を

P.S. 府大の図書館の蔵書には「天の光はすべて星」がないようです。