こんにちは、B2の猿渡です。

今日は最近のロケット開発について書こうと思います。

 

昨年11月の加太共同実験で打ち上げたモデルロケットの開発経験をもとに、当団体では初めてとなるハイブリッドロケットプロジェクトが始まりました。新プロジェクトは大学生が作る再利用可能な燃焼型ロケットという意味の Combustion Reloadable University Rockets の略称で「COLOURS」と名付けられました。最終的には、飛翔中に姿勢制御を行うことで落下分散を小さくすることを目指しています。

 

現在、私は「地上支援装置(GSE)」というものの製作に携わっています。これはハイブリッドロケットの打ち上げ時に酸化剤などを注入する装置で、このプロジェクトで新たに必要になるものです。私は構造を担当しているのですが、とにかくわからないことが多く、まだ調べたり他団体の方に聞いたりして情報を集めている段階です。この装置では数MPaほどの高圧の気体を閉じ込めたり流したりしなければならないので、安全面が特に重要です。高圧に耐えられる配管や弁などの部品を選ぶだけでも、なかなか適当なものが見つからず時間がかかっています。これまでも個人的にはいろいろなものを作ってきましたが、大抵こうしたらよさそうという直感で作っていました。大学生になってからは計算に基づいた設計ができるようになってきて、世の中のものが作られる過程が見えてきたような気がします。様々な制限の中で、一番いいと思えるものを作ることはやっぱりおもしろいなと思います。GSEは今後も繰り返し使うことになるので、安全で使いやすいものになるよう頑張りたいと思います。

 

大学の授業を受けていると、ふとこの考え方や計算方法はロケット作りに使えるなと思うようなことがあります。授業で見聞きしたことは工学系の内容でもなじみがなく、へえーそうなんだくらいの感想でよくわからないこともあります。しかし、あまり興味がなかった分野でも実際に自分がそれを使うとなると実感が湧いてきます。自分が得た知識を本当に使える場所があるということはありがたいことだと思いました。

 

試験明けからは、1年生3人も新たにロケット開発に加わります。9月の打ち上げを目指していいものを作っていきたいと思います。