お久しぶりです.保田です.

 

小型宇宙機システム研究センター(SSSRC)では衛星やロケットといった「システム」が日々開発されております.

 

この「システム」という言葉は大変良く耳にする言葉ですが,言葉の定義はなかなかぱっと思いつかないのではないでしょうか.

 

私はこの団体に入る前,

システム=機械でできたもの

というイメージが強かったのですが,どうやらもっと広い意味で使われる言葉のようです.

 

システムの定義はいろいろな表現がありますが

「ある目的を達成するために組織化された機能要素の集合であり

組織化により単なる要素和以上の特性を発揮するもの」

というのが一つの定義です.

 

一つ一つの要素が合体することで,初めて発揮する力がシステムの持ち味ということですね.

 

これは料理と似た性質があると私は考えています.

 

カレーのルーは複数種類のスパイスから作られますが,それぞれのスパイスを単独で食べてもカレーの味はしません.各材料が適度なバランスで使用され調和することであの味が実現されています.

 

料理が得意な人,特に創作料理が得意な人は,素材をみてどんなふうに合体させればおいしい料理ができるかを考える力が優れているのだと思いますが,

 

実物を作る前にこうすれば調和するというビジョンが素材(機能要素)からイメージできる人はきっとモノづくりが上手なのではないでしょうか.

 

 

一流の三ツ星シェフにモノづくりをさせてみたら,結構いいものが作れたりするのかもしれません.