2017年初のブログになります.保田です
昨日「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」という映画を見てきました.
映画自体大変面白かったのですが,この映画を見て,システムに故障箇所があっても
その影響を他に与えないようにすることはものづくりにおいてとても大切であると改めて感じました.
1か所の故障が他の部分も道連れにして,全システムの故障につながってしまったら大変ですからね.
以前に本センターの先輩方が開発し打ち上げられた衛星「OPUSAT」の場合,
1つの衛星で複数のミッションを行うため,少しでも成果を残せるよう,
ミッションAの機器が壊れてもミッションBはできるというような設計になっていました.
ある箇所での故障発生時に他の正常な箇所への悪影響を抑えるさまざまな工夫がされていたのです.
多少の故障で全損しないような強いシステムを作るためには,
目的の動作が実現できるように設計をするだけでなく,
もしここが壊れたら,この回路や他の回路はどうなるか
ということを考えながら設計することが必要になると思います.
しかし,システムを複数人で分担し,各々が分担されたところだけ見て設計をすると,
自分の担当範囲が正常に動作すればそれでよいと考えてしまいがちで,
自分の担当範囲で故障が起きたときに,自分以外の担当箇所にどんな影響が出るか,
どうすれば悪影響を与えないようにできるかというところまではなかなか考えが至りません.
システムを分担して開発する中で,故障による道連れが最小限となるように設計するには
分担して設計されたものを全部統合した後,分担に関わらずシステム全体を見て
故障による道連れが起こりうる箇所を探し,修正する作業が必要になると思います.
現在設計が進められているOPUSAT-IIも分担して開発を行っているので,
統合する段階での故障による道連れ防止設計を意識していきたいと思います.