こんばんは,荒木俊輔です.
久しぶりにブログ当番が回ってきました.
前のブログ当番の時にも通信系のシステムブロック図が変わったと
報告した記憶があるのですが,再び変わりました.
PDRの際に受けたご指摘は次のようなもの.
「COBCが偉いにもかかわらず,MOBCが死んだらこの衛星何もできないよね」
注)COBC:通信系マイコン,MOBC:データ処理系(衛星メイン)マイコン
こちらが新しいシステムブロック図です.

通信系システムブロック図
UNISEC衛星WGの情報共有MTGの時にも話したのですが,
衛星に何らかの不具合が起こった場合,COBCが衛星で重要な
電源周りのデータ(LIB電圧,電流,温度)のみを計測して
地上に送ることにしていました.
もちろん,不具合時に衛星の状況が何もわからないよりかはましですが,
その時に計測された電源の瞬時値のみが送られてきても,今後衛星が
死ぬか生きるかがわかるだけです.
通信ができて(衛星が生きて)いて,現時点で電力があるのならば,
不具合がいつ起こったのか,電源周りのデータ履歴がどうなっているのか,
そして,できることならミッションであるLICのデータを何とか降ろしたい.
そんな思いがありまして,通常のSD保存に加え,万が一に備えた
EEPROMも積むことになりました.

今日の朝,通学路途中の白鷺公園で
また,FMで早く通信しようとしているのに,地上に下ろすデータを
いちいちCOBCに受け渡してたら面倒だし,マイコンが用意できる配列の
大きさも考えて,MOBCがパケット通信を受け持つことになりました.
通信系というくくりはあるのですが,基板はわかれることになります.
他にも,つい最近までは電気系で集まって衛星全体システムや,
各シーケンスにおける衛星の動きと運用の流れを考えていました.
その際,常に消費電力が問題になっていました.
軌道高度が低いために発電量が少なく,太陽非同期なので日照時間が大きく変化する.
Cubesatにはとても厳しい条件です.
以前よりは格段に進んだものの,システムについてもうちょっと詰めなきゃいけません.
でも,研究の方も忙しくなってきて,最近はちょっと顔を出せなくなっています.

A320の翼です
さて,研究においては,配属されて2年4ヵ月目にして
乱流について本格的に勉強し始めた.
これまでに何度か勉強をしようと試みて,あまりにもの難しさに
断念していましたが,ここにきてなんかとても勉強する気になっています.
2年4ヵ月といささか時間はかかりすぎてしまいましたが,流体力学を学ぶ者として
少しは成長することができたのではないだろうかと感じています.
とある本に書いてあったのですが,初心者にとって流体力学の入門書と
乱流関係の専門書とのギャップはかなり大きく,大変苦しむようです.
(著者はそれも乱流のクロージャ問題の1つとして表現していた)
しかし,その本はそのギャップを埋めるためにわかりやすく乱流を紹介する
と書いてあり,なんていい本を見つけたんだと喜びました.
本を読みます.もう一回読みます.わからないからもう一回読んでみます.
式を追いかけます.いっぱい式が並んでいます.もう一回文章を読みます…
もうちょっとギャップを埋めようと思ってくれなかったのかな.
でも,今回はあきらめません.それではまた.
荒木俊輔
久しぶりにブログ当番が回ってきました.
前のブログ当番の時にも通信系のシステムブロック図が変わったと
報告した記憶があるのですが,再び変わりました.
PDRの際に受けたご指摘は次のようなもの.
「COBCが偉いにもかかわらず,MOBCが死んだらこの衛星何もできないよね」
注)COBC:通信系マイコン,MOBC:データ処理系(衛星メイン)マイコン
こちらが新しいシステムブロック図です.

通信系システムブロック図
UNISEC衛星WGの情報共有MTGの時にも話したのですが,
衛星に何らかの不具合が起こった場合,COBCが衛星で重要な
電源周りのデータ(LIB電圧,電流,温度)のみを計測して
地上に送ることにしていました.
もちろん,不具合時に衛星の状況が何もわからないよりかはましですが,
その時に計測された電源の瞬時値のみが送られてきても,今後衛星が
死ぬか生きるかがわかるだけです.
通信ができて(衛星が生きて)いて,現時点で電力があるのならば,
不具合がいつ起こったのか,電源周りのデータ履歴がどうなっているのか,
そして,できることならミッションであるLICのデータを何とか降ろしたい.
そんな思いがありまして,通常のSD保存に加え,万が一に備えた
EEPROMも積むことになりました.

今日の朝,通学路途中の白鷺公園で
また,FMで早く通信しようとしているのに,地上に下ろすデータを
いちいちCOBCに受け渡してたら面倒だし,マイコンが用意できる配列の
大きさも考えて,MOBCがパケット通信を受け持つことになりました.
通信系というくくりはあるのですが,基板はわかれることになります.
他にも,つい最近までは電気系で集まって衛星全体システムや,
各シーケンスにおける衛星の動きと運用の流れを考えていました.
その際,常に消費電力が問題になっていました.
軌道高度が低いために発電量が少なく,太陽非同期なので日照時間が大きく変化する.
Cubesatにはとても厳しい条件です.
以前よりは格段に進んだものの,システムについてもうちょっと詰めなきゃいけません.
でも,研究の方も忙しくなってきて,最近はちょっと顔を出せなくなっています.

A320の翼です
さて,研究においては,配属されて2年4ヵ月目にして
乱流について本格的に勉強し始めた.
これまでに何度か勉強をしようと試みて,あまりにもの難しさに
断念していましたが,ここにきてなんかとても勉強する気になっています.
2年4ヵ月といささか時間はかかりすぎてしまいましたが,流体力学を学ぶ者として
少しは成長することができたのではないだろうかと感じています.
とある本に書いてあったのですが,初心者にとって流体力学の入門書と
乱流関係の専門書とのギャップはかなり大きく,大変苦しむようです.
(著者はそれも乱流のクロージャ問題の1つとして表現していた)
しかし,その本はそのギャップを埋めるためにわかりやすく乱流を紹介する
と書いてあり,なんていい本を見つけたんだと喜びました.
本を読みます.もう一回読みます.わからないからもう一回読んでみます.
式を追いかけます.いっぱい式が並んでいます.もう一回文章を読みます…
もうちょっとギャップを埋めようと思ってくれなかったのかな.
でも,今回はあきらめません.それではまた.
荒木俊輔