毎度お世話になっております.

浪速の黒縁,別所です.


ブログ担当の上村さんから怒りの鉄拳を食らいそうなので,

久しぶりに,

ブログを更新しますー


3/3,4とJAXAの相乗り副衛星セミナーおよびワークショップが開催されました.



$小型宇宙機システム研究センター広報室




セミナーではJAXAの齋藤宏文先生より,

小型高機能衛星「れいめい」(INDEX)の開発についての講演を聴講しました.



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特に興味深かったのは,

熱制御に関してです.

「れいめい」では太陽電池の発電効率を向上させるために,

薄膜の反射器を用いているのですが,

宇宙環境下で,その反射器が太陽電池の温度以下になると,

太陽電池から発生するアウトガスが反射器に付着し,

反射効率が下がるということです.


うまく熱制御をおこない,

太陽電池よりも高温を保てれば,

発生電力が20%向上するというデータが得られたようで,

今も効率のよい発電がおこなわれているそうです.


アウトガスがクリティカルに効いてくるまでの試験はまだおこなってませんが,

今後,システムの性能を検討する際に,

今回の知識を役に立てなければと思いました.



2日目のワークショップでは,

これまでに相乗り副衛星を打ち上げたことのある大学の先生方が

パネルディスカッションをおこなう形式で行われました.



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大阪府大では独自衛星プロジェクトでCubeSatの開発をおこなっておりますが,

先生方のお話を参考に,

「宇宙で必ず動作する衛星システム」

をコンセプトに開発を進めることにしました.

これは当たり前と言えば当たり前なのですが,

(最初から動かないものを作る人はいない...)

コンセプトに組み込むことで,

今後,システムの設計で迷いが生じたときには,

信頼性が確保できる方を選ぶ,

信頼性の議論をしようという姿勢を持つ,

という方向性を意思統一する上でとても重要なことだと思います.


また,ISSからCubeSatの放出が企画されたりと,

いろいろな話を聞けることができたイベントでした.


さっそく設計方針に取り入れたいと思ったので,

ガンガン進めていきたいと思います.



あ,そろそろCubeSatの名称を決めないとなー

だれか,でんでんなんとかって言ったっけ...


では,おつかれさまでした.



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