UA限定大会:炎光重除去の考察(2)
前項では炎光重除去の強さの源を書いてきた。
では、炎光重除去に優位に戦えるデッキとは?それを以下で考えていく。
・炎光バーン(ミラーマッチメタ)
簡単な理屈だが、同じデッキを使う限り互角に戦える。
では、そのデッキに同デッキ対策カードを入れれば?
相手の猛火の化身対策に生命変換を入れ、
こちらはバーンスペル中心で攻める作りにすれば、
相手が全く同じ事をしてるのでもない限り、優位に戦う事ができるだろう。
加えて、ミラー対策を少々加えても基本は重除去である点は維持できるので、
他のビートダウンへの抵抗力をあまり落とさなくても良い点も強い。
ミラーマッチが続発する大会において、同系に対する強さが
上位進出、果ては優勝の決め手にまでなっていたようだ。
・闇炎火砕流
炎光重除去デッキはエネルギー変換機や車爆弾など
基本的な行動に5MP(クリスタル3つ)、
ミサイルや化身で攻撃に出るのに7MP(クリスタル5つ)を必要とする
非常に重いデッキである。
そのため、MP基盤を叩き壊す火砕流は非常に有効な回答となりえる。
ただ問題は、軽量ビートダウンデッキ相手には火砕流がイマイチ効果が薄い事がある。
それでもミラーマッチ以外では最も有効な回答に思えるが、
大会を勝ち抜くことは出来なかったようだ。
・炎水風ハナアルキ
除去耐性を付与するヨウガンハナアルキとメガロハナアルキがキーカード。
除去を挟まれないように、ギリギリまで詠唱完了を近づけて場に出したい。
間違っても一体ずつ召喚などしないように。各個撃破がオチ。
口裂け女やロボトミーなど闇系デッキと相性が悪く、
LSB相手でうまく立ち回ってもほぼ五分の勝負でしかなく、
キャトルや専守防衛用意されると分が悪いのも×。
除去やクリーチャー対策が強すぎるこの環境は、ハナアルキには住み辛い世界だったようだ。
・水光貝の化身
クリーチャーを介せずに飛んでくる火力を防ぐには?貝の化身ならそれを実行可能。
オゴポゴや水神の下僕なら車爆弾等で除去されてもリソース的には互角だし、
タキタロウは火力耐性を持つ数少ない有力なクリーチャー。
魔力変換、生命変換も対化身に役立ってくれるだろう。
これらを組み合わせれば炎除去バーン相手には非常に優位に戦えるだろう。
といっても、火砕流に弱い、速攻に弱い、
ロボトミーに弱い、ハナアルキに弱いと弱点だらけで
多くの種類のデッキに勝てなければいけない状況ではお呼びで無いだろう。
互角以上に戦える可能性を持つデッキはこれぐらいだろう。
ハナアルキをメタった雑多なデッキがどれだけ悲惨な戦いを強いられるかとか、
キルリアンジャージーが生命変換とどれだけ相性が悪いかを書いても不毛なので、
相性の良いデッキはあえて記述しない。
考えれば考えるほど、光炎バーンが強い事が明らかになるばかりである。
最後にこの環境を纏めると、
「クリーチャー除去強すぎ」
と言う結論に達した。
クリーチャーは貧弱なのに生物除去は一級線だらけなのだから、
当然の帰結と言えばそうなのだが。