UA限定大会:炎光重除去の考察(1)
UA大会最多にして、優勝・準優勝デッキであり、
私自身も使用した炎光重除去。
今回はこれの強さ・汎用性を検証したいと思う。
本環境での炎光重除去は以下の動きをする。
プラズマ射出や車爆弾、エネルギー変換機+防衛線などで相手生物を却下した上で、
猛火の化身や短距離弾道ミサイルなど、妨害が困難な手段でトドメを差す。
典型的な重除去で変換機への依存性は低く、それゆえ安定して動きやすい。
ランドスペルバーンとも呼ばれるが、エネルギー変換機を抜いたり、
バーンスペルを化身で代替したパターンなどもあったりする。
第一の強さとして、対応できるクリーチャーが非常に多い点が上げられる。
猛火の化身には生命変換、炎耐性ハナアルキには専守防衛やキャトル、
多数展開されたクリーチャーにはエネルギー変換機で対処でき、
理論上UAに存在する殆どのクリーチャーをシャットアウト可能である。
第二の強さとして、ほぼノンクリーチャーである点が上げられる。
相手が対ビートダウン用に入れたプラズマ射出や口裂け女、ロボトミー殺人事件等を
無駄カードとする事で相手のアドバンテージを失わせる事ができる。
第三の強さとして、ハンドアドバンテージに優れる点が上げられる。
車爆弾やエネルギー変換機+防衛線は手札を消費せずに除去が可能であり、
手榴弾は手札消費無しに相手のライフを削り取れる。
なので、息切れをおこす事無く最後のエンドカードにつなぐ事ができる。
なぜこのアーキタイプが強いのか?それは環境による点が大きい。
・他にノンクリーチャーデッキが居ない。
再構築もカーレン防衛拠点もなく、コックローチも復活呪文なくてはその力を発揮できない。
つまり、ミラーマッチ以外にノンクリーチャーデッキと当たる事は無いと言う事。
・早いデッキが殆ど居ない
環境で早いデッキはハナアルキと闇だけしかなく、
ハナアルキは種族デッキである関係上「除去に弱い」。
闇はHP2以下のクリーチャーばかりで「除去に弱い」。
よって、準備の前に速攻で殺される心配が殆ど無い。
・カウンターが無い
水無しコントロールの史上最大の敵、カウンターが殆ど存在しない。
(あえて言えば、除去を邪魔する胡散臭いビックフット位)
なので、こちらの計画が台無しにされる心配が無くて済む。
・除去耐性を持つクリーチャーが殆ど居ない
竜巻巨人、溶岩巨人、プラナリア等々、
厄介な高HP高能力クリーチャーが軒並み居ない。
車爆弾で圏外の除去耐性を持つクリーチャーを列挙すると
5MP
ジャージーデビル、キングハナアルキ
2+4~5MP
ヨウガンハナアルキで強化した2/2OR3/3ハナアルキ
4+2~5MP
トウメイハナアルキで強化したハナアルキ
2+4MP
キルリアンのオーラで強化した2/2生物
4+3MP
コモドドラゴン
7MP
タキタロウ・化身3種
8MP
イースター島の巨像
4+5MP
メガロハナアルキで強化した2/2
9MP
女王蟻・バンニップ
10MP
巨大戦車大和
たったこれだけ。
MPブーストが無い環境なので8MP以降は除外として、
「ジャージーデビル・ヨウガンハナアルキ・キルリアンのオーラ・
コモドドラゴン・タキタロウ・化身3種・メガロハナアルキ・キングハナアルキ」
この10種類しか居ない事になる。
狙いを絞る相手が少ない上に、他の専用対策カードを追加する事で
これらにも対処できるようになるので、クリーチャー主体のデッキが
このアーキタイプを攻略するのは如何に困難であるかが分かるだろう。
次項では炎光重除去に優位に戦える可能性を持つデッキと、UA環境の総括を述べる。