たし算のステップアップ | わくわく!さんすう子育て~幼児さんすうインストラクター曽山桂子のブログ~

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たし算が好きだった息子。
ビーズやサイコロを使って毎日毎日たし算の問題を解いて遊んでいました。



とはいえ、0〜9までの2つの数のたし算は55通りしかありません。

すぐに「もっと難しいのだして」と息子がせがむようになったので、3つの数や4つの数のたし算にひき算も織り交ぜて、たくさんのパターンの計算問題を出しました。

たとえば、
1+2+3=6
2+3+4-2=7
のような問題です。
2つの数字を二桁三桁と大きくしていくのではなくて、数字は一桁のまま計算に使う数字の数(項)を増やしてみたのです。

項を増やすといくらでも問題を作れるので、息子は楽しいし、私は楽だし、とても助かりました。


たとえば、7+5+5という問題。
計算は左からやらなければならないというルールはありません。
5+5=10を先に計算してしまえば、簡単に17という答えにたどり着きますね。

三項のたし算をはじめた時は、左から順番に計算していた息子。
手を使ったり一生懸命時間をかけて問題を解いていました。
「7+5=12。12+5=17。わかった!17!」
という息子に、
「正解!あとはこんなふうにも計算できるね。」
と、たまにアドバイスしていると、しだいに自分のやりやすいように計算の順番を工夫するようになりました。


教室でも大きな数の計算や繰り上がり繰り下がりの前に、数を分解したり、順番を工夫したり、できるだけ「計算の自由さ」を生徒さんに知ってもらえるように努めています。


たし算やひき算ができるようになった子の次のステップには、「数を大きくしていく」の他に「項を増やしていく」も選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。




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