- こんばんは。ぱぴこです。
- 二冊目であります。
- 今宵も小説であります。
新書も読んでるのですがなかなか消化不良のものが多いので、
今までに読んだことのある本から選んでいるのですが
そうするとどうしても小説になってしまう…という言い訳です。
- ぼくは勉強ができない (新潮文庫)/山田 詠美
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前回の『黄色い目の魚』と同じくらい好きな山田詠美さんの言わずと知れた本です。
高校生の秀美くんの物語です。
タイトルの通り秀美くんは、勉強ができない。けどもてる。
だから学校では、価値観の合わない同級生や先生と衝突もする。
秀美くんは「勉強ができない」けど、それは学校の成績が芳しくないだけであって、
人としての頭の良さや回転の速さはすごい、と私は思っております。
好きなように生きつつ、秀美を温かく見守る祖父と母。
自分の好きな道を進む幼馴染の真理。
魅力的な年上の彼女桃子さんや同級生の黒川礼子…
登場人物が皆素敵です。
一見素敵じゃない性格の人物も、物語に欠かせなくて、
秀美に結構影響を与える存在だったりすることもいいなと思います。
私は特に、賢者の皮むき~ぼくは勉強ができるまでの流れが好きです。
特に賢者の皮むき。
自分が苦手な人から、思いもよらない示唆を受けることがあるのだと感じました。
『自分が非凡であると意識することこそ、平凡な人間のすることではないか』
『自由をよしとしてるのなんて、本当に自由ではないからよ』
『知らないこと知るのって楽しいことよ』
『私は、貧乏という試練は甘んじて受けるが、貧乏臭いのはお断りなのだ』
本全体に散りばめられた色んな言葉が、心に沁みる作品です。
私も日々の生活から、色んな感情を、苦しいものでもありのままに感じて
自分の血肉にしたいなと思えます。
二冊目で既に自分にはレビューの才能がないなと感じつつあってなかなか苦しいです。
が、これ修業と思いこれからも頑張って精進していきます…
紹介冊数がたまってきたら、知り合いにも公開したいなあとは思うのですが。
どうなることやらです。
一応私は哲学徒の端くれなので、そのうち自分の学問領域に関する本も
色々と更新したいと思います。
では、二冊目でした。
しばらくは語学>本の割合で行きたいなあと思っているので
これからも更新ペースは低めです。