男子チャレンジャーの中国で綿貫陽介が準優勝 UCHIYAMA CUP は単で関口周一が複では片山翔/柚木武組が優勝
■男子チャレンジャーの中国(13万ドル)シングルスで、第2シードの綿貫陽介(フリー)は4試合をストレート勝ちして決勝に進出した。しかし、決勝では第1シードのC.オコネル(豪州)に3-6、5-7で敗れて優勝を逃した。内山靖崇(積水化学)は1回戦を勝ち上がったが、オコネルとの2回戦で6-7(3)、1-4から途中棄権した。野口莉央(明治安田生命)、守屋宏紀(安藤証券)は1回戦敗退だった。ダブルスでは、松井俊英(ASIA PARTNERSHIP FUND)/上杉海斗(江崎グリコ)のペアとラトビアの選手と組んだ野口のペアが準決勝に勝ち上がったが、ともに準決勝で敗れて、決勝には進めなかった。
■ITFワールドツアー女子の安藤証券オープン東京2023(10万ドル)が4日~9日、東京・有明テニスの森公園で行われた。11人の日本勢が出場したシングルスでは、内藤祐希(亀田製菓)のベスト8が最高成績で、内藤は準々決勝第3シードの王曦雨(中国)に、3-6、3-6で敗れた。坂詰姫野(橋本総業ホールディングス)、加治遥(島津製作所)、伊藤あおい(SBCメディカルグループ)が2回戦に勝ち上がった。第1シードに入った日比野菜緒(ブラス)は1回戦で中国選手に逆転負けした。優勝は第7シードのV.ゴルビッチ(スイス)。ダブルスはJ.ポンシェ(フランス)/B.スフーフス(オランダ)組が優勝。アレクサンドラ・イアラ(フィリピン)と組んだ川口夏実(町田ローンテニスクラブ)は、準決勝で英国ペアに0-6、7-5、[6-10]と競り負けた。第1シードの穂積絵莉(日本住宅ローン)/二宮真琴(エディオン)組は1回戦で中国ペアに逆転負けした。
■ITFワールドツアー男子の UCHIYAMA CUP 第1週(2万5000ドル)が3日~10日、北海道札幌市の平岸庭球場で行われた。シングルス決勝では第4シードの関口周一(Team REC)がノーシードの住澤大輔(イカイ)を6-1、6-4で下して優勝した。関口は今季初、通算11度目のITF大会優勝。関口は準決勝で第1シードの中川直樹(橋本総業ホールディングス)に5-7、6-3、7-5と辛勝して決勝に勝ち上がった。ダブルス決勝は、第4シードの片山翔(伊予銀行)/柚木武(イカイ)組が6-4、6-4で菊地裕太(トップラン)と中国選手のペアを破り優勝した。
■ITFワールドツアー女子のオーストリア(6万ドル)シングルスで、西郷里奈(フリー)は初戦を突破したが、2回戦でルーマニアの選手に3-6、4-6で敗れた。村松千裕(グラムスリー)は1回戦で敗れた。
■ITFワールドツアー男子の香港(2万5000ドル)ダブルス決勝で、韓国選手と組んだ松田龍樹(フリー)が7-5、6-4で香港のペアを破り優勝した。
■ITFワールドツアー女子のチェコ(2万5000ドル)ダブルス決勝で、チェコ選手と組んだ川村茉那(フジキン)が6-1、6-3でウクライナのペアを破り優勝した。タイ(2万5000ドル)ダブルス決勝では、松田美咲(橋本総業ホールディングス)/佐藤南帆(三田興産)組がタイ/中国のペアに6-7(2)、6-1、[3-10]で敗れて準優勝だった。
|