■女子国別対抗戦、2023 ビリー・ジーン・キング(BJK)・カップ by Gainbridge プレーオフ 「日本対コロンビア」が11月10日と11日、東京都江東区の有明コロシアムで開催されることが決まり、今年8月から11月に有明で行われる主要競技会の日程が固まった。2020東京オリンピック・パラリンピック終了後の工事を終えた今年の有明テニスの森公園と有明コロシアムでは、今月16日に始まるユニクロ全日本ジュニア選手権を手始めに国内の主要大会が目白押しで、いよいよ「有明シーズン」がスタートする。
■16日から27日まで開催されるユニクロ全日本ジュニアは、12歳、14歳、16歳、18歳という年齢区分で、各年代の「日本一」を競う国内ジュニアの最高峰の大会。昨年までは大阪開催だったが、今回、有明に会場を移して行われる。
■9月に入るとITF女子の10万ドル大会、安藤証券オープン(9月4日~9日)と女子ツアーの東レ・パンパシフィック・オープン(9月25日~10月1日)と女子の大会が続く。さらに10月に入ると男子ツアーの木下グループ・ジャパンオープン(10月16日~22日)が開催される。昨年優勝のT.フリッツ(米国)、C.ルード(ノルウェー)らトップ選手とともに、今夏ツアーに復帰した錦織圭(ユニクロ)も出場予定で、有明がテニスの熱気でヒートアップするのは必至だ。10月28日には三菱ビルソリューションズ全日本選手権が開幕する。その年の日本の王者、女王を決める国内最高峰の大会は11月5日まで行われる。
■「有明シーズン」の締めを飾るのが11月10~11日のBJK杯プレーオフ「日本-コロンビア」。日本代表は杉山愛新監督が就任して、アジア・オセアニアグループ1部で優勝を果たしてプレーオフに進出した。日本がBJK杯ファイナルに進むために突破しなければいけない一戦を地元開催できるとあって、杉山監督は「大勢のファンに来てほしい」とスタンドファンの後押しにも期待している。 |