???「待て貴様ら…」
久遠「あの人…!!!」
東雲「ヴェン…今度は何をしに来ましたか」
東雲がヴェンに話しかける
政秀も構える
ヴェン「…もうお前らには手は出さない」
東雲「…」
政秀「じゃあ何だ」
ヴェン「一つ忠告しておいてやろう」
「…セーラにはこれ以上関わらない方が良い」
「あいつの力は強大すぎる」
東雲「なぜ敵である貴方がそのことを伝えに?」
ヴェン「それは…」
シュンッグサッ!!!
突如カーブミラーから剣が現れヴェンを突き刺す
バタンッ…!
セーラ「キャハハッ…勝手あれこれ喋っちゃダメじゃない!」
政秀「セーラ…!?」
カーブミラーからセーラが出てくる
東雲「貴方がこの事件の主犯ですね?」
「私たちの学校はこれ以上荒らさせません」
セーラ「あんたは東雲家の坊ちゃんだったかしら?」
「殺すと面倒だから〜じっくりいたぶってやるわ!!」
「手伝いなさい政秀」
政秀「殺すなら殺せ…今回の件において、お前の一連の行為を許すつもりはない!!!」
セーラ「あ、そっ…」
「とりあえずその力はコピーしてからね」
東雲(藤堂さん…)
政秀「じゃあ全力で…」
東雲「貴方を止めます」
セーラ「映し出しなさい!"閃光鏡"!!!」
「キャハッ!」
パッ!
次の瞬間久遠を背後から絞める
政秀「久遠!!」
東雲(一体どうやって移動した)
セーラ「これで1人目ェ!」
政秀「させない!」
ガキィィィィン!!!
セーラ「へぇーやるじゃん(棒)」
政秀「グググッ…!」
久遠「政秀くん…」
セーラ「じゃあちょっと見せてあげる!」
「"閃光鏡"、乱反射」
ブゥゥン
ブゥゥン
ブゥゥン
何処からかセーラの分身が三体現れる
政秀「こんな力があったのかよ…」
東雲「分身は任せてください!」
「ハッ!」
東雲は分身の動きを止めようとする
セーラ(東雲家をクリアするためにコレを手にしたのもあるよ…)
バタンッ…!
バタンッ…!
バタンッ…!
政秀「東雲!後ろ!!」
東雲「!?」
グサッ…!!!
東雲は三方向から切られる
久遠「東雲くん!!!」
東雲(何故止まらない…!?)
セーラ「大体の分身は異能によって作られるから〜使用者の念が込められている」
「でも、この分身は禁断のシリーズの一つ」
「"閃光鏡"の能力の一つだっからぁ!ね?」
政秀「セーェエラぁぁあ!!!」
政秀が翼を広げてセーラに迫る
セーラ「だから無理だって」
キィンキィン!!!
セーラの分身が防ぐ
セーラ「じゃあbye- bye」
グサッ!!!
…
メルト「ここが避難所か…?」
「"Extinction"!!!」
シュゥゥゥウ…!!!
体育館の入り口の扉が消滅する
生徒「キャぁぁあ!!!」
源「校長先生!!」
宮前「…何かご用ですか」
メルト「ここにいるものを選別する」
「有用なもののみ生かしてやる」
「10分間殺し合いを行い5人殺したもののみ生かしてやる」
宮前「待て、私が相手してやる」
源「校長先生!?」
メルト「…?よほど腕に自信があるのか」
「良いだろう」
「…無駄なことは考えるな、今この体育館の周囲にはバリアを張っている」
「助けなど来ない」
宮前「杞憂だな」
「ここでお前は私にやられる」
源「…宮前校長」
「雪村くん!!」
雪村「はい」
源「宮前校長に戦闘能力などない」
「"Next"でもないんだ」
雪村「…!?」
源「今、命をかけて時間を稼いでいる」
「なんとしてでもここに居るもの皆生き残るぞ!」
雪村「はい!」
宮前「ガハッ…ゥ…!!!」
メルト「つまらない」
「ただの時間稼ぎだったようだな」
「ほんの1分ほどの」
雪村「!?」
源「嘘だろう…!」
「校長先生!!!」
メルト「五月蝿い」
「老人が」
バンッ!
ドスッ…!!!
源が撃たれる
雪村「みな…!」
源(来てはならない)
(お前が皆を守れ)
雪村「…」
メルト「コレで邪魔者は消えたか?」
「それでは始めろ!!!」
ビリッ…!
ボゴォォォォオオオン!!!
メルトが体育館の床に叩きつけられる
野口「一体…何が」
助田「…大橋ちゃん!倉橋くん!!」
雪村「…」
シュゥゥゥウ…!
樋口「貴様は私が仕留めてやろう」
「メルト」
メルト「ハハハッ!!!」
「まさか天井からとはな…」
希望の雷降り立つ…!!!