「暑い」
という言葉しかでない毎日です。
厭になっちゃいますなぁ。
さて、前記事で予告した件をご披露させて頂きます。
前記事の画像は、第九の楽譜です。♪♪♪
第九って、そう、あのベートーベンの交響曲です。
なぜ、こんなモンに振り回されているかというと・・・・
話は5月の中旬に遡ります。
東京駅にほど近いイタリアンレストランで、高校時代の部活の同期会が
開かれました。
参加者は10名。 同期のメンバーは合計15~6人程でしたから、かな
りの高率で集まりました。
で、程々にアルコールが回り盛り上がってきた頃合いに、幹事のM氏が
突然立ち上がります。
(このM氏はゴルフ仲間の同級生のM氏です。高校時代、3年間同じクラスで部活も一緒
でした。)
「それでは1人1人、意思を確認させてもらう! 」
と宣います。
M氏の隣に座っているヤツから順番に指名して、「どうする?」と訊いて行
きますが、まぁこの状況ですとなかなか断り辛い雰囲気ですので、「参加
します。 」という返事が続いていきました。
私は部活の中でも異端児でしたので、もちろん参加する気持ちなどこれっ
ぽちも無く、どういう風に面白おかしく断ってやろうかと思案していました。
私の隣のメンバーが指名され、いよいよ次は自分の番だと手ぐすねを引
いて待ち構えていると・・・・・
「ああ、蔵はどうせ参加する訳がないから、次のあなた!」
と、M氏は私をすっ飛ばしました。
「カッチーーーン 」
多少酔っていた事もありましたが、一気にヒートアップ。
「ふざけるなっ! なんでチャンと聞かないんだよっ!」
と声を荒らげます。
するとM氏、冷静な低い声で
「じゃぁ、参加するのか?」 と。
「ああ、参加してやる。参加するとも! 」
と、売り言葉に買い言葉でつい返事をしてしまいました・・・・
ニヤリとほくそ笑むM氏。
まんまと彼の術中に填まってしまった瞬間でした。
彼が参加の可否を確認していたイベントとは、
コロナ禍で数年ぶりの開催となるイベントで、M氏をはじめ部活
同期の数名は既に何回か参加しているのこと。
来年は開催されるので、同期でチームを組んで参加しよう!と
いう提案だったのです。
そう。
部活とは「合唱部」
なんと、高校時代は合唱部所属だったんですよ、奥さん。w
と言っても、前述の通り部活内では「異端児」でしてね。
元々、合唱部に入ったのも合唱に興味があった訳ではなくて
音楽室をバンドの練習場兼ドラムセットやアンプの置き場とし
て使いたくて、音楽の先生に頼み込んだのがきっかけ。
「使わせてあげてもイイけど、バンドメンバー全員で合唱部に
入ることが条件よ。」
と先生が条件提示をされたので、それを受け入れたのでした。
実は、M氏もバンドメンバー。ピアノマンでした。
が、意外にも私以外のメンバーは、割と熱心に練習に加わり
コンクールにも積極的に参加することに。
まぁ、私も渋々ながら一緒に参加してましたけどね。
と言うことで、来年2月に国技館で第九の合唱をすることになり
ました。
現在、ドイツ語の歌詞と発音を覚えるのに必死です。
月一くらいの頻度で、部活同期の参加メンバーで集合練習会を
開催するので、次の練習会に向けて真面目に自主練してます。w
特に膝を痛めてゴルフができないので、その間に自主練をしっかり
やれ!とM氏からご指導LINEが来ております。とほほ。
最近、近所のカラオケ店に1人で籠もって自主練に励んでいます。
まだまだゴールは遠いですが、手を揚げた以上、最後までやり切っ
てやろうと密かに決意しておりますよ。