


今朝の日本経済新聞 36Pの記事を紹介します
『 何気なく六本木ヒルズのけやき坂を歩いて、この風景を目にしたことはないだろうか。実はこの壁、テレビ朝日の外壁に設置された世界的アーティスト・宮島達男の作品である。数字が光っている壁が芸術なの?といぶかしがる方もいるかもしれない。興味のない人にとっては、この作品はただの電光掲示板となんら変わらないだろう。
宮島は近年、「Art in You」という概念を提唱している。これは、「芸術作品は見る人がいて初めて成立する。美とは絶対的に存在するものではなく、見る人がいて相対的に存在し得るものである。美を感じる感性は万人の心の中に存在し、その心に触れたときに作品は芸術として成立する」とし、芸術を一部の特権的な人の専有物ではないと言っている。
つまり皆さん一人一人の心の中に芸術は存在しているのだ。それを知らせる契機となる装置・存在(それはモノではなくてもコトだったりもする)を芸術作品と呼ぶのである。芸術とは、誰かが芸術と呼ぶものではなく、自分の心の中で発見するものなのだ。創る人がいて、それを見る人がいるという二元論ではなく、創る人も見る人も、共に美を共有しあう存在なのである。(2003年、ネオン、ガラス、ICなど、5×50メートル、テレビ朝日蔵)』





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