続きです。
命に別状はないこと。
血中酸素濃度が安定するまでNICUの保育器の中で管理をしていく。
酸素の値が低いのは何らかの原因があるが、心疾患が疑われる。要検査。
ダウン症については身体所見から疑う状態ではあるが現時点では何とも言えない。酸素の値が安定してから検査を進められる。
出産おめでとう!
(暗い内容でごめんなさい💦)
生まれて間もなく
総合病院へ救急搬送されていった息子…
搬送先へは夫が車で追いかけます🚗
出産当日でまだ安静にしないといけない私は産院で夫の帰りを待ちます。娘は私の両親が面倒を見てくれることに…。
ありがたい。
ひとりになった病室
今朝までお腹にいた赤ちゃん…ずっと一緒で、悪阻が辛くてももうすぐ会える!って気持ちで頑張ってきた。妊娠したら元気な赤ちゃんが生まれてくるんだ、って信じてた。大変ながらも幸せな生活が待ってるって思ってた。
でもこの時…幸せな気持ちは全くなく。
さっきまでは両親と娘の手前、泣くことは出来なくて…
ひとりになって涙がポロポロ溢れ出す。
夕食の時間が来たようで、調理の方が部屋へ食事を運んで来た。慌てて涙を拭く。
『おめでとうございます。お食事、こちらに置かせて頂きますね。』
おめでとう…じゃない。
全然おめでたくない…。
19時頃
夫が息子の検査結果を知らせに戻ってきました。
夫は普段から冷静で物怖じしないタイプの人。私を不安にさせない為か、朝からバタバタと大変できっと内心は不安で堪らないだろうに…この日も気丈に振る舞ってくれました。
『自分を責めることないからね。』
そしてまたひとりになった病室。
出産報告を友人や仕事仲間にしなきゃ…って思ってスマホを握るも
『母子ともに元気です』って打てないのが辛い…。
夫は心臓疾患の事をいちばん気にしていたけど…私はどうしてもダウン症の事が頭から離れない。
どうして私達の赤ちゃんが…
私のせいだ…
夫に相談もせず、高齢出産なのに検査受けなかったからだ…
出生前診断なんて命の選別だって思ってた…けど、受けて、そして堕胎していれば…
1年前に戻れたら…
ダウン症?知的障害?
あの顔になるの?私達に似ないの?
障害のある子を産んでしまった…
隠しながら生きるのか…
残りの人生は介護で終わるのか…
仕事はもう出来ない…
学校は?仕事は?結婚は?
娘の結婚の妨げになったら…?
私達夫婦が死んだ後は…?
私の命と引き替えに健常児を授けてください…神様!
考えないようにしても、どうしようもなく次々と悲観的な事ばかりが浮かんできます。思い描いていた未来…幸せな家族像…何もかも崩れていきます。
何で…?何で…?
普通で良かったのに…!
前夜からほとんど寝ずに出産を迎えて、心身共に疲れているはずなのに、なかなか眠りにつく事が出来ない…。
本当に本当にこれは現実なのか…。
今の気持ちを日記に残そうと思いペンを握ります。たぶん、次々と襲ってくる負の感情を無理やりにでも抑えるため…
母である私が強くいなきゃ
こんな気持ちじゃ赤ちゃん可愛そう
大事に大事に守っていくからね
って記しました。
そして、夕方に出産報告をした会社の上司から返信のメールが届きました。
出産おめでとう!
今日生まれるなんて金メダル取れる子に育つはずですよ!
頑張ったShinoさんに金メダルあげます🥇
そっか…息子が誕生した記念の日なんだ。
私、出産頑張ったんだった。
おめでとうの言葉を素直に受け入れられて嬉しくて

安心して少しだけ眠る事が出来ました。
