不登法過去問(Ⅳ)5回目【276/374P】2.5H
第1欄の登記の申請又は嘱託による登記をする場合において、第2欄の登記を登記官が嘱託によって抹消できるものとして正しいものはどれか。
問題ァ
第1欄:起業者からの収用による所有権移転の登記の申請
第2欄:採決手続の開始の登記
解答ァ〇
不動産の収用による所有権移転登記は起業者が単独で申請可
問題ィ
第1欄:強制競売による売却による所有権移転の登記の嘱託
第2欄:差押債権者の差押えの登記後に登記された地上権の設定登記
解答ィ✕
裁判所書記官の嘱託
問題ゥ
第1欄:地上権移転の登記請求権を保全するための処分禁止の仮処分の登記をした仮処分債権者による仮処分債務者を登記義務者とする所有権移転の登記の申請
解答ゥ✕
所有権についての登記請求権の保全のための処分禁止の仮処分の登記に後れる権利の登記は、仮処分債権者が「所有権移転登記」の申請と同時に申請する場合に限り、単独で抹消することができる(登記官の職権抹消不可)。
天気のいい日には無理ゲー