【ゆあぴょん🌰
ラブすとーりぃ】
［恋はジグザグ🩷］
松永結愛（中学１年女子）
佐藤（同級生）
作（s）
中学の教室
佐藤は、ななめ前の
女子をながめて
ため息をついた
《はー…
あの、ぷっくりした、ほっぺが
可愛いよなぁ…
それから、髪のジグザグも良いよなぁ》
放課後の
ベランダ
佐藤は
結愛に呼び出された
「な…なんだよ？用って」
佐藤は、結愛の顔を見ずに
言った。
あの可愛い顔を
こんな間近で見たら
ヤバい事になる…！
「佐藤さ…授業中
私の事、見てたでしょ？」
佐藤は心臓が
止まりそうになった
「はあ！？
結愛は、前に座ってんだから
俺がどこ見てるかなんて
わからねーだろ！」
「分かるんだよ」
「何で分かるんだよ！？」
「栗魔眼…」
「はあ？」
「栗魔眼で、佐藤の事なんて
全部、お見通しなの！」
「何言ってんだよ…？
厨二病め…」
「…というのは
ウソ」
「うそ？」
「うん
本当は何で分かるかって
言うとね…
私も
『いつも佐藤の事を
見てる』から
分かるの」
「…そ…それは…」
佐藤の心臓が
止まりそうになった
「わたしも
いつも佐藤を見てるの…
だって…」
「……だって？」
「だって…
わたし…佐藤の事が…
大好き
なんだもん！」
結愛は
屈託なく
にっこりと笑った
その
六秒後
心を打ち抜かれた
佐藤は
その場に倒れた
fin
