報告⑧-決断-
「ねぇ王子。あたし、生むって言ったらどうする?」
ちょっと赤くはれた目で私を見つめる王子。
「俺こんな状態でさやかを今すぐ幸せにするなんて言えないかもしれない・・・
けれど、さやかがそう決断するなら、絶対にさやかもおなかの子も全力で守る。
そして、必ず幸せにするよ・・・」
って言ってくれました。
この言葉で私の中で「生む」って気持ちは100%になりました。
そのとたんおなかのなかにいるであろう
新しい命に対する責任感のようなものが湧いてきました。
「王子、ありがとう。でも、あたしは一人でも生んで
育てていく覚悟で生むって決断するよ。だから、
王子も良く考えて。自分の人生でもあるんだから・・・」
と伝えました。王子に伝えた通り、一人でも生んで育てていく!
って覚悟じゃないとこの状態で「生む」なんて考えちゃいけないと思ったし、自分の中でもけじめがつかないと思ったわけです。
「えっ、じゃぁ、さやかの未来に俺はいないってこと?」
と不安がる王子。
「ちがうよ。王子と2人で歩んで行きたいけれど、
王子にとっても人生における大きな大きな決断でもあるんだから、
良く考えて、後悔しないように決断してほしいんだ」
「そっか。でも、俺も決めたんだ。
1ヶ月っていう短い期間かもしれないけれど、
今この状況でも、さやかとずっとずっと一緒にいたいっていう
気持ちには変わりは無い。だから、さやかも、おなかの子も
全力で守るから!」
「わかった。ありがとう(うるうる)
じゃぁ一緒に頑張って行こうね。」
「ほんとにこんな状態でこんなこと言える立場じゃないけれど、
一ヶ月前の今日は『僕の彼女になってください』って言ったね。
そして一ヵ月後の今日・・・言います。僕のお嫁さんになってください・・・」
「はい・・・♡」
ということで、さやか嬢は結婚することになりました!!
続く・・・
ちょっと赤くはれた目で私を見つめる王子。
「俺こんな状態でさやかを今すぐ幸せにするなんて言えないかもしれない・・・
けれど、さやかがそう決断するなら、絶対にさやかもおなかの子も全力で守る。
そして、必ず幸せにするよ・・・」
って言ってくれました。
この言葉で私の中で「生む」って気持ちは100%になりました。
そのとたんおなかのなかにいるであろう
新しい命に対する責任感のようなものが湧いてきました。
「王子、ありがとう。でも、あたしは一人でも生んで
育てていく覚悟で生むって決断するよ。だから、
王子も良く考えて。自分の人生でもあるんだから・・・」
と伝えました。王子に伝えた通り、一人でも生んで育てていく!
って覚悟じゃないとこの状態で「生む」なんて考えちゃいけないと思ったし、自分の中でもけじめがつかないと思ったわけです。
「えっ、じゃぁ、さやかの未来に俺はいないってこと?」
と不安がる王子。
「ちがうよ。王子と2人で歩んで行きたいけれど、
王子にとっても人生における大きな大きな決断でもあるんだから、
良く考えて、後悔しないように決断してほしいんだ」
「そっか。でも、俺も決めたんだ。
1ヶ月っていう短い期間かもしれないけれど、
今この状況でも、さやかとずっとずっと一緒にいたいっていう
気持ちには変わりは無い。だから、さやかも、おなかの子も
全力で守るから!」
「わかった。ありがとう(うるうる)
じゃぁ一緒に頑張って行こうね。」
「ほんとにこんな状態でこんなこと言える立場じゃないけれど、
一ヶ月前の今日は『僕の彼女になってください』って言ったね。
そして一ヵ月後の今日・・・言います。僕のお嫁さんになってください・・・」
「はい・・・♡」
ということで、さやか嬢は結婚することになりました!!
続く・・・