おはようございます、高橋です。
着地脚に乗るイメージが出来てきたら、次に意識すべきは、着地脚に乗るタイミングと、呼吸をするタイミングをリンクさせる事です。
イメージとしては4拍子。
フッ・フッと口から2回吐いて、スゥ~・ウと鼻から2拍分を一息で吸うとタイミングがとりやすく、心拍を安定させることが出来ます。
このイメージで呼吸をしても上手くいかないという方は、恐らく頚椎のアーチが崩れているはずです。
走る前にサーヴィカルアーチの型を行って、頚椎を整えるのは勿論なのですが(やり方がわからない方は、「サーヴィカルアーチ」で検索すれば、動画が出てくるはずです)、走っている最中に意識出来ると良いなぁと思うのが、首の後ろ側を長く保つということです。
首の後ろ側が見た目的に短くなっている人は、鼻から息を吸おうとしても、上手く吸えないはずです。
なので、頚椎のアーチが整っているか否かは、鼻から息が吸いやすいかを目安にすると良いでしょう。
では、どこから長く伸ばせば良いかと言うと・・・
指で示している辺りです。
骨の名前で言うと、胸椎の5番というやつになります。
ここから上方に垂直線を引いたと仮定して、そのライン上に後頭骨があれば、胸鎖乳突筋の働きによって胸郭が上向きになることで呼吸がしやすくなり、腹腔も拡がるので腹筋の動員量が上がり、脚が軽く動く感じになるはずです。
実際の首は頚椎の7番というもっと上のほうから始まるのですが
現場で、「ここ(胸椎の5番・肩甲骨の真ん中位)から首だと思って、出来るだけ長く伸ばして高い位置に保つ」と言う感じで指導すると、皆さん頭の位置を保ちやすそうなので、お試し下さい。
8月は8/11の山の日と、8/21の日曜日にBlack Run Lessonを開催いたしますので、是非ご参加を。
*Keep running*.