最近はあなたのこと思い出しても
まるで前世のことみたい
あなたがいたころは 私は全然違う人間だったし

リアルさがない
なにもかも虚像だったみたい
死んだら本当にさよなら
いまも充分死んだみたいな状態だけれど

私の人生で一番輝いていたとき
若くて 恋していて 人生が嫌になるなんて ホント思いもしなかった

でも今でもあのころのかけらが紛れ込む
朝のコーヒーに
風の中に
景色のなかに
くだけたかけらが少しづつ

それは私をひどく痛めつける
思い出

私はあなたにまた会うまで幸せにはなれないでしょう

あなたに会いたい
そして安心したい

毎日闘いっぱなし
ゴールもないのに


覚えてる?私のフルネーム
覚えてる?昔の自分のこと

あなたは不完全で、それが素敵だった

私はあなたの奴隷になる
女王にもなる
なれといったものになる

私はあなたがいないと困るの
なにかひどく かけている
もぎとられてしまっている
心の半分が




あのころの私はあなたのもとで
生まれ変われそうな気がしていた

まるで何者かになれるみたいに

今はもう ただの自分

気持ちを着飾ることはできないし、明日を楽しみにもできない

今だけで精いっぱい

あなたがいたときは全然本当の自分ではなかったし、そういう話もできなかった

ただあなたのことだけ見てた

灰になるまで


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あなたはどこにいるのでしょう?

私が死ぬのを看取ってよ