小松菜奈は中島哲也監督作品「渇き」の衝撃的な演技で世間の注目を集めてその後は順風満帆にキャリアを積んでいる女優さんです。

 

すごい美人でスタイル抜群なのだが演技しているときはそういったことを忘れさせるくらいその役にピタッと当てはまるのがすごい。

 

「渇き」「来る」、主演作の「溺れるナイフ」、そしてマーティンスコセッシの「沈黙ーサイレンス」にまで出演する売れっ子ぶりです。

 

でも私は彼女の主演作で好きなのは「恋は雨上がりのように」なのだ。

 

 

まぁアイドル映画という括りのそこそこの内容なのだが小松菜奈が中島哲也の恫喝におびえながらではなく比較的のびのびカメラの前で演技しているし、こちらもあまり構えずに見ることができるのもいい。

 

大泉洋は相手役が小松菜奈という無茶ぶりに演技でなく戸惑っているのがわかるのがおかしい。さらに戸次重幸とのシーンは小松菜奈から解放されてホッとしているのがひしひしと伝わってくるのが笑えるのだ。

 

いい意味での敵役やらせたらナンバーワン女優(勝手にそう思っているのだが)、山本舞香がその「いい意味での敵役」で出てくるのがいいです。待ってましたという感じ。

 

のびのびと演技する美しい小松菜奈を構えずに見るのならこれが一番!なのです。

 

あと、主題歌「フロントメモリー」、これすごい難曲ですね。すらすら歌えるってすごい!!

 

 

 

 

おまけですが、、、、、「マツエク」のコマーシャルの小松菜奈、キレキレダンス!!

 

 

 

 

 

 

原作ファンなので映画の公開楽しみにしてました。漫画の世界観がほぼ再現されていてよかったです!
 

太一、奏ちゃん、須藤君、木梨はもうそのまま漫画から出てきたのかと思うようなぴったし感でした。よく似た役者を探してくるのか、俳優さんがその役に合わせて似るのか、どっちなんでしょうか。須藤君のドSぶりだけでも見る価値があります。


 

原田先生が原作と違って神主になっていたのがなんでなんだろうな、と思いましたが

名台詞「青春全部かけたって強くなれない?まつげくん。懸けてから言いなさい」、実際に言葉にされると、、、しびれましたね。

「あきらめたらここで試合終了だよ」と並ぶ金言です。
 


 

肉まん君は太ってないし小柄だし最初はちょっと違和感があったのですが、さすが実力派若手の矢本悠馬、そのしぐさは漫画と同じ、最後にはちゃんと肉まん君にしか見えなくなっていました。

 

 

千早、広瀬すずもさすが旬の女優だけあって健闘しておりましたが、、、、原作読んでいるとどうしても違和感というか、モデルを彷彿とさせる外観という設定で違う?と思ってしまいます。

 

小松菜奈が適役か!?(個人の感想です)

初めて彼女の歌を聴いたのは「花は咲く」でした。

きらびやかなスターたちに交じって「今はただいとおしいあの人を思い出す」というフレーズを橙色の素敵な衣装を着た美しい女性が歌っていました。のびやかで艶のある歌声が耳から離れず調べたら畠山美由紀という歌手ということがわかりました。

 

 

気仙沼市出身のシンガーソングライター、CDの枚数が増えれば増えるほどこれはもしかしてすごい歌手を知ってしまったのかもと嬉しい気持ちになりました。とにかく素晴らしい歌唱力です。それでいてはかなげなビブラート、心にしみます。レパートリーも自作の曲からポップス、ジャズ、ボサノバ、演歌、カバーと実に幅広く楽しませてくれます。

 

コンサートにも何回か参加、生歌はさらに艶やかで素晴らしい。仙台コンサートの3枚組やコンサート会場でしか販売していないライブ盤も手に入れることができました。

 

このWoman Wの悲劇よりは薬師丸ひろ子とは違う世界、バックの演奏の透明感がすごい。聞いたことないギターの音色です。

 

 

自作の曲、これは心が震えます。

 

 

 

 

 

さらに演歌!

 

 

 

ウエインショーターが演歌のバックで吹いたらこうなるのか!という井上JUJUさんのサックスがさく裂します。

 

流行り歌風、コンサートの最後にしっとりと、「歌で逢いましょう」

 

 

 

何を聴いてもとにかくハッとさせてくれます。素晴らしい歌い手です。これからもどんどんアルバムを発表してほしいですね。