岩井俊一の最新監督作品です。すごい作品です。
なにがすごいかって不朽の名作 Love Letterへのリンクがどストレートすぎて。
①手紙のやり取りで物語が進んでいく
②自分が思っているのと違う人に手紙が届く。今回はダブルで(妹と娘!)
という本筋はともかく
③大自然の中で登場人物が現れるオープニング
④最初は死者へのセレモニーシーン(Love Letterは三回忌、今回はお葬式)
⑤さらに葬式参列者、しかも親族の中に前回と同じ役者が!(鈴木慶一)
⑥実家はお屋敷、といっても派手なものではなくドイツ風家庭庭園的な趣味がいい家
⑦主人公は図書館勤務
⑧中山美穂と豊川悦司が登場!(しかも意外な配役)
⑨学校が舞台の回想シーン、しかもまたまた図書館が重要な役割。
⑩ヒロインの一人二役(中山美穂→広瀬すず+森七奈)
⑪逆の二人一役(中山美穂と酒井美紀→松たか子と森七奈)
⑪主人公が自分が通っていた学校まで出かけて写真を撮影している!
挙げて行ったらきりがない。もしかして見落としているところがあるのかも。もう一度見に行かなくては。
カメラワークもLove Letterと同じ。新しい作品なのですがLove Letterの世界に戻ったかのような不思議な気分でした。
Love Letterに感動した自分ががいまになってほっこりと、でもニヤリとさせられる、そんな映画です。
主役ではなかったですが森七菜、いい役者ですね。母親と子供を同時に演じるという一人二役の難しい役ですがさりげないしゃべり方やしぐさが母親役の松たか子と全く同じ、ということに役者としてのポテンシャルが高いなぁ、と思いました。