パンフレットによると、岩渕選手はリオパラリンピックでは結果を残せなかったようで
まだまだ日本のパラ卓球は発展途上の模様。
一方、健常者の卓球は今や世界有数の卓球王国。
この日も、吉村選手の告知は開幕したばかりのTリーグ(卓球プロリーグ)について。
この卓球人気がパラ卓球にも波及して、
東京パラリンピックでは上位に食い込めることを期待しています。
最後はフェンシング対決。
こちらも卓球同様、パラ選手とオリンピアンの対決でした。
オリンピアンの方はロンドン五輪で団体銀を獲得した三宅選手。
一方パラ代表は競技を始めてわずか5年目の加納選手。
この経歴の差がありながら、なんと、パラ選手が勝ちました![]()
今回のフェンシングは下肢障がいカテゴリで、
両者固定された車いすに座った状態でいかに上半身を突けるかを競うものだったので
前後に動けないというのが大いなるハンデになったようです。
パラ代表の加納選手は、高校生の頃に事故で片足を切断したという中途障がい。
それまでは将来を嘱望される全国大会レベルの剣道選手だったそうです。
それから10年ほどたった2013年、東京パラリンピックの決定を受けて
パラリンピックを目指すために、剣道経験を生かせそうなフェンシングを始めたとのこと。
東京五輪招致が決まった時に、私も喜んだし、日本中が喜んでいたけれど
その中には、出ようと決めて人生が変わった人すらいたんだなと![]()
それまでの10年の間にもパラリンピックは行われていたのに
東京開催だから注目して、東京開催だから出場しようと思った。
これだけでも、東京招致の意義は大きかったなと感じました。
テコンドーの伊藤選手もそうですし、加納選手もそうですし
この二人は強かったから頭角を現し語る場があっただけで
結果的に日本代表にはなれなくても、もっと多くの人が同じことを思って
パラスポーツを始めたのではないかなと。
それと不思議な縁だなと思ったのは、剣道選手だったということ。
剣道だったらどれだけ極めてもオリンピック出場は無かったわけで。
パラフェンシングだからこそ、
パラリンピックという世界大会で世界一を目指せるんだな、なんて。
ちなみに加納選手、なかなかノリがいいと言いますか、テンションをあげてくる方です![]()
みなさん真剣勝負らしく緊張感ある入場時に、
一人だけプロレスの入場みたいな、おもいっきりのポージングをしたもので
試合終了後に慎吾ちゃんが、やべー奴かと思いましたよ、と声をかけていました![]()
ご本人的には、場内を沸かせようとしたのに滑ったので焦った、とのこと。
それでも全くめげず、試合中も、点が入った時の喜び方とか、
場内を味方につける煽りとかを自然に行っていて、
車いすに固定されていて動きが少ない地味な競技ながら、盛り上がっていました![]()
今後も、イベントごとやパラフェンシングの振興に大いに一役買ってくれそうな存在です。
