こんばんは。
少し間が空いてしまいました。すいません。
ウェディングプランナーに向けられたまさかの「嫉妬」、
これが今回のテーマです。
前回のお話はこちら。見逃した方はまずここをご覧ください。
さて、私の高校時代の旧友であるSちゃん(女性)からの依頼でウェディングプロデュースを受けた私。
しかし謎なことに、当の新郎さんが全く姿を見せない…。
いや、姿を見せないというか、「私」のいるところに姿を見せないのである。
大切な結婚式の会場をどこに決めるかという打ち合わせですら、新郎さんは現れなかったのです。
さすがに私もSちゃんに問いただしました。
「旦那さん、何か来れない訳でもあるのかい?」
「(私が)何か悪い印象与えたのかいな?」
と比較的下手に出て、こちらに非があったのであれば改善せねば、と訴えました。
Sちゃんの答えは…、
「う~~~ん、ちょっと変わってるんだよね、あの人」
わからーーーん!!全くわからないぞ、その答え!
変わっている人というのはこの世にゴマンといるが、それとこれとは全く別問題ではないだろうか。
人生で一度きり(いや、何度かやる方もいらっしゃいますが)の結婚式の打ち合わせに来ない理由が「変わってる人」。
この理由の答えをどなたか教えてください。
私の頭の中が疑問で渦巻いているとき、ふとSちゃんが開いたスケジュール手帳が目に入りました。
決して盗み見しようとしたわけではありません。テーブルの上に全開で開いてあったので、たまたま見えてしまったのです。
色々スケジュールが書き込まれている中、今日この時間の打ち合わせの予定は書き込まれておらず、その代わりに日付の端に小さく「S」(ここでは私sato爺のS)と書かれてしました。
ここで初めて、「おや?これはまさか・・・」と私の頭の奥底に、少しだけ今までの疑問を解決させる答えのようなものが浮かびました。
しかし、あまりに現実的ではない答えのため、「まぁそれは考えすぎだろ」と首を軽くブンブンと振る私。
それを不思議そうな顔で見るSちゃん。
いやいや、不思議なのは君の旦那だよ、と思わず苦笑いが出てしまいました。
そんなこんな疑問で埋め尽くされた打ち合わせでしたが、意外に会場はすんなり決まり、改めて私が会場まで出向いてこの不思議夫婦のために予約を取ってくることになりました。
結婚式会場に顔を出した私は、会場の担当者から大いにお礼を言われたことは言うまでもありません。
そして、担当者のある言葉が、私の動きを止めました。
「いやぁ、本当に仲の良いご夫婦で~。もう旦那様なんて、奥様のことが好き好きで仕方がない、って感じでしたね!」
私はその新郎様にお会いしたこともありません。しかし、小さかったあの疑問に対する答えが確信に変わるものになってきたのです。
そう、そうなのです。私が導き出した答えは、
明らかに私(ウェディングプランナーです)とSちゃんが以前からのお友達であることに「ヤキモチ」を焼いているのではないだろうか。
Sちゃんと私が会話したりするのを見るのも腹が立つのではないか。
いや、しかし。私とSちゃんは別に高校時代お付き合いしていたわけではありません。
しかも私はそのSちゃんと仲良しだった子と付き合っていましたし(いや、どうでもいい話なんですけどね…)。
さらにさらに、私とSちゃんが高校で出会ったとき、新郎様は5歳か6歳だったわけで。
そんなことでヤキモチを焼かれてもこちらとしてはどうしようもないのである。
しかも、こちらはお仕事です。私情を挟むことなどあってはならないのです。
ここまで考えて、ふと会場の担当者が不思議そうに考え込む私を見ていることに気がつきました。
そこで私はこう聞いてみることにしました。
「ご新郎ご新婦は私のこと何か言っていましたか?会場見学の時一緒に来れなかったので(拒否られたので)、ちょっと心配してましたよ」
そう聞かれた担当者はちょっと上目で考えていましたが、
「そうですね、ご新婦様がsato爺さんのことを昔のお友達で、全部任せてるんです~とおっしゃられてましたよ、うんうん」
と敢えてご新郎様のことは触れずにきました。
「やっぱり何かを勘づいてるな・・・?」という印象がひしひしと伝わってきました。
これはもう核心に迫るところまできているのでないか。
そして次にご新郎ご新婦が向かうが先は「ドレスショップ」である。
ここは私の本業と言っても過言ではないジャンルなので、私が顔を出さないわけにはいきません。
遂に、遂にあの疑問を確認すべく、Sちゃんの旦那様と対峙するときが来たのです。
そこには
軽い感じで「ヤキモチ」と呼べるような感情どころではない
異常なまでの「嫉妬心」が渦巻いていたのです
語るのも怖い、この続きは次回…。
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