観たいなと思う映画は沢山あるんだけど、実際に観る映画の本数は少ない。
DVD出たらチャンスあるだろーと思ってやり過ごすんだけど、
実際にDVD化されても、リリース時期をチェックしてる訳ではないので
結局観ないままな映画が殆ど。
(そのくせ、然程興味も無い映画を夜中にたまたま見てしまう、
なんて事は結構ある)
それが、「あ、これ観たかったんだよな」とふと思い出した映画を
観るチャンスがあったので嬉々として夜中に観はじめた。
ふんふん、イイねぇ、ふんふん、なるほどーと思って見進め行くも、
設定が「主人公と兄」のはずが、
「主人公と(声で一言二言出演のみの)既婚姉」に
なっている。あれ?
しかも、ストーリー自体、「娘と母の確執」のはずが、
当の母の姿が出て来ない。これまた声のみの出演。
その代わり、ずっと父が出ている。あれ?父なんて居たっけ??
と、ここまで来て、「いやいや、だって兄役の俳優さんも観たかったんだよ!」
と思って一時停止してググってみる。
ち、違う映画やん・・・orz
観ていたのは
「もらとりあむタマ子」
でした。
いやー、我ながらびっくりしたわヾ(@°▽°@)ノ
観たいといいつつタイトルも勘違いしてたし、
そもそも主演女優が違う(笑)
まぁ前田敦子の演技が思った以上に良くて、
お父さん役の康すおんさんも素晴らしく、
中坊役の伊東清矢くんも妙な熟練したすっとぼけ演技で
面白い映画だった。(彼女が可愛くなかったのがまたツボ)
母/姉が実際には登場しないという程徹底した「少人数」キャストで、
余計な感情の描写も説明もなければ、大げさな感動シーンも、
両親の離婚で結構傷ついたのアタシ・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。的な話の流れにも
特にならず、特筆するべきエピソードもなければ
物語自体一年以上掛けて「これ」という動きもみせないんだけど、
それでも監督さんの言いたかった事伝えたかった事はしっかり伝わった
と思う、なんかじわーっと良い映画だった。
あと、やっぱり冨田靖子さんって演技うまいなーとちょっと感動。
(アクセサリー作りをたま子に教える時の芸の細かい事!!)
冒頭、元AKB神7のバッリバリのアイドルだった人が、
結構なサイズのロールキャベツをたったの二口で食べてしまうところに、
彼女の「女優」としての意気込みを感じたし、
だらけ方、父親へのキレっぷり、そのくせ(伊東クン以外の)第三者への
外面の良さなど、もしかしてアイドルよりこっちの方が素か・・?と
思わせる程。(でも時々覗かせるお茶目な笑顔はやっぱりただ者じゃないな
と思わせてくれたり)
父親から早く職探ししろとせっつかれて逆ギレした時の
「少なくとも・・今ではない!ヽ(`Д´)ノ」
は名セリフだ。
日常を切り取った凹凸の少ない映画で、それが魅力だったんだと
思うけど、個人の好みだけで言うと、最後だけ、もう後ほんの少しだけ、
何らかの「あ、『今』になりはじめた」と実感出来るエピソードが
あれば嬉しかったかなーという気もした。(本当にリクルートスーツを
探しに行くとか、アイドルになりたいのなら、何らかの養成所の情報を
覗いてみるとか、その程度の)
まぁでも素人考えなので、あくまでも私の好みという事で。
間違って観てしまったけど、面白い映画だった。
何よりAKB48時代の「あっちゃん」を全く知らない私には
(むしろキンタロー。のモノマネを見てあの有名なセリフを
知ったぐらい)、女優・前田敦子を偏見無しで観れたのは
良かったなと思った。
という訳で、激しい勘違いをしてしまった「本命」=「麦子さんと」の方は
いつDVD化されるかを見てみたら、まだ1ヶ月も先の話だった(笑)
こっちも楽しみだ♪