「人には今(現在)と、過去と未来があります。たった今行われた競技もすでに過去の出来事となります。

ただ、色んな決意や、その為の準備をしてその競技に参加した今と、そうでない今とでは、違う未来が待っているんです。

何を伝えたいかというと、皆さんには常に、未来に向けた今(現在)を過ごして欲しいんです。常に最高の自分を目指した今を、今しかない今日を一生懸命歩んでください。私達(大人達)はその為の協力を惜しみません。」


                        跆拳道clubChaGi 部長より

2014年10月26日(日曜日)

会場:東京都北区 東京朝鮮中高級学校内

第二回全国高校生テコンドー選手権大会、大成功で終了致しました。


優  勝  許 宏翼 東京朝鮮高校

準優勝  遠山 悠 東京白鴎高校

3  位  姜 明学 東京朝鮮高校

3  位  呉 瑞学 東京朝鮮高校


第二回大会。

無差別級、初級者(白帯)を除くすべての修練者で、総当たりのリーグ戦。

前回注目した黄色帯の一年生たちが青帯に、ハッキリと成長している。

また黒帯相手に一歩もひるまないあの姿勢には観客達にも多くの勇気を与えたであろう。

戦術的な部分を更に成長させてくれば来年の優勝候補にもなれると見た。

前回に続き準優勝をした遠山選手、前回3位で今大会優勝をした許選手は、

高校2年生とは思えない落ち着きぶり、大人顔負けの堂々とした戦いだった。

特に許選手は、去年まではまだ若干心の弱さが見え隠れしていたようだが、

今大会では必ず優勝するという気迫に包まれ朝高連覇を成し遂げた。





今大会はテコンドー界のスーパースター達を生み出した朝高内で行われた。

学生たちの武道を通じての国際交流、違う意味での緊張感や達成感もあった。

朝高はサッカー、ラグビー、ボクシング、スポーツの名門校だ。

これからも素晴らしい選手達の活躍に期待が持てる。

残念ながら、当日棄権をしたキックボクシングを習っている高校生や

遠方から参加が出来なかった高校生達もいた。

これは学校や父兄たちの今後の課題であろう。

また、各道場で学ぶ小中学生達の試合後の感想にも驚いた。

臆するどころか、礼儀正しく、皆が僕もこの大会出ます!と大きな声で答えてくれる。

我々へのよいプレッシャーを与えてくれる。本当にこれからが楽しみだ。


前回もお伝えしたように続けることはもっと難しい。

テコンドー界の大人達の力の入れ方、まだまだ足りません。

供に未来のテコンダー達への道づくりをしていただきたい。


※ルールはITFルール採用。(WTFの参加者が多いのであれば検討致します。)


高校生達が輝ける場の二歩目が完了した。

テコンドーの甲子園、これからも熱い応援よろしくお願い致します。


各高校の先生達へ、一人でもテコンドーやその他武道・格闘技を習っている生徒がいらっしゃいましたらその子達が輝ける場所を一緒に作りませんか?教育者として。未来のために。


最後に選手と父兄のみなさん、お疲れ様でした。






主  催:跆拳道club ChaGi (テコンドークラブ チャギ)

協  賛:アルファ接骨院様、金明美氏、マッコリ協会様、韓流チキンタッコリア様、

      東京朝鮮高校テコンドー部OB会様、匿名希望様

リングドクター(協賛):アルファ接骨院院長 伊藤一輝氏

チラシ・パンフ作成(協賛):デザイナー 許相浩氏

応  援:緒形健一氏、李種穆氏、各テコンドー協会役員師範副師範指導員18名様