刀剣乱舞小説95 | 美桜@マユのブログ

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日常の話は感じた事をありのままに伝えてます。

刀剣乱舞小説
第21章 失くしたキミを探しに
第4話

「─…っ…(汗)…此処は…?」
山姥切長義は辺りを見渡した。
「…此処は…体育館か…?」
体育倉庫のドアから灯りが出ていた。
「…気になる…(汗)」
山姥切長義は体育倉庫の近くまで歩いた。その時、女子小学生が来て、
「まだ居るの?」
と話した。体育倉庫内に居たのは、小6の女子が2人。どうやら、学習発表会の練習の居残り練習のようだ。
「─は、何回?」
「…うーん…4回…かな?」
「正解!」
女子小学生が手にしてるのは、太鼓の撥だ。練習のためか、古くなった掃除道具の柄を再利用している。
「…疲れた?休もうか?」
「ううん…もう少ししたら…頑張れそうな気がするの…皆に追いつきたいから…頑張る…」
垣間見たその先の表情を見た山姥切長義はハッとした。小狐丸を忘れたままの時代の審神者だった。
「もう遅いから帰ろう」
「うん…」
女子小学生が去った後、山姥切長義はその場にある欠片を拾った。文字が入った欠片だった。
「『散るは火の花』…何か意味でもあるのかな?」

 肥前忠広と南海太郎長尊が目を覚ます。
「─…(汗)…何処だ?此処は?!(汗)…鬼首高原?温泉郷なのか?(汗)」
「そのようだね…」
間欠泉という看板がある。観光客が集まっている。
「集合写真撮るから、並んで!」
集合写真を撮る小学生ら。2枚目を撮影した瞬間に間欠泉の水が噴き出した。
「何だ?コレ…」
肥前忠広が空中から受け止めたのは欠片だった。
「これは…」
「藤紋だ…」
「何か意味があるのかな?」

「─はぐれたな…(汗)」
「そうだね…」
 水心子正秀と源清麿が辺りを見渡した。
「此処は…平泉?!(汗)」
「そうみたいだね…毛越寺が何よりの証拠だね」
「平泉…確か、三条派の中に源氏関連の刀剣男士が居たな?そして、重宝が…」
「欠片だ…」
源清麿は欠片を拾った。
「小烏丸の紋?!(汗)」
水心子正秀は驚いた。
「何か意味があるのかな?」

 審神者は消されてしまった小狐丸に関する記憶を探していた。小狐丸は初めから居なかったという偽りの記憶─
「…彼奴は何の為に、私の記憶を奪ったのだろうか…なりたいものにはなれない…」
審神者は周囲を見た。
「……(汗)…?!(汗)」
状況が読めない。自分は身体拘束されている。周囲は注連縄で結界が張られていた。恐らく、古の時代に飛ばされてしまったのだろう…目の前に現れた切れ長の瞳をしている男性に覚えがある。陰陽師だ。
「お主の力が必要だ…御狐神よ…」
「お待ち下され!(汗)この狐は…悪行を働いたので御座います!ですから、もし…(汗)」
陰陽師に依頼した貴族の男性が慌てる。
「心配要らぬ。お主らに住処を荒らされた怒りを秘めておるが故の悪行なのだからな…」
「くっ…(汗)」
「して、御狐神よ…私と共に来るが良い…」
「…仰せのままに…」
(あれ?(汗)私、何を言って…??(汗)もしかして…?)
審神者はハッと気付いた。自分の先祖が崇められた事に─
「倒すべき相手が居る…人間共は、悪しきものをそう呼ぶ…『鬼』─とな」
「!!」
その言葉を聞いた途端、審神者は御狐神の姿で表情を険しくした。
「ヒィッ!!(怖汗)」
貴族の男性はガクガクブルブルと怯えた。
「其の言葉が真ならば、お主らの頼みを断るわけにはいかぬ…人間共よ、和みの日訪れるまで、共にいようぞ」
「真でございますか?有り難く存じます!」
「その代わり、我が住処を汚してはならぬぞ…(怒)」
「……(怖汗)や、約束しますとも!(怖汗)」
貴族の男性が土下座でお辞儀した。その時、眩い光に包まれ、その中で審神者は欠片を受け止めた。

続く