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腹膜播種と東東京

5年前に虫垂癌で手術、遺残。1年間抗癌剤。3年前遺残部拡大、抗癌剤再開。のち遺残部縮小。昨年、根治を目差し遺残部切除。周辺転移あるも同時に切除。これで完治かと思ったが今年9月腹膜播種に。一気に深い谷底へ。余命2~3年と宣告を受ける。

自分は、昨年9月のCT検査で、「腹膜播種疑い」となり、抗がん剤(ゼロックス)療法を再開し、

11月に余命(2~3年)宣告を受けました。


ところが、12月のPET検査では、がんの集積度合や活性度合に「異常なし」との見解が出て、

担当医を説得し、治療を休むことにしました。


もしかしたら腹膜播種ではなかったのでは?

9月、12月のマーカーの値は、CEAもCA19-9も基準値内だったし・・・。

病院側の勇み足だったのでは?と。


その後、担当医から依頼を受け、今年の2月に下部内視鏡検査をやるも異常はありませんでした。


3月のPETでも、腹膜播種を示唆する所見は出ませんでした。

それより肝S5に局所的な集積が見られるとのことで、

担当医から、肝臓MRIとエコー検査が追加されましたが、ここでも明らかな異常所見は出ませんでした。


しかし、7月に突如CEA値が基準をオーバーしました。

とは言え、画像でがんがはっきりしないまま、治療を再開することにはためらいがありました。


自分はここで、看護師とも相談し、担当医を変えてもらうことにしました。

そもそもこの担当医は、「腹膜播種疑い」で治療再開を指示した医師ではありません。

治療再開を指示した医師は、独立開業で、既にこの病院を辞めており、この担当医は、

その後を引き継いでくれた医師でした。

だから、当時の診断が間違っていても、この担当医には責任はないと思います。

しかし、この病院は、担当医だけで判断がつかないとき、必ずカンファにかけて、

患者の治療方針を決めているので、この担当医も、病院(消化器内科/外科)の総意で、

私の抗がん剤治療の再開を決めた以上、「腹膜播種」の診断が確定出来なくなったことに、

この病院の医師として、責任を感じていたように思います。


だからこの担当医は、診断を確定させるために、不必要かと思われるような検査を私にしたり、

診断が確定出来なくなっても、「腹膜播種の疑いは変わらない。治療を中止する理由も見当たらない」

ということで、抗がん剤治療を続けるべきとの主張を変えませんでした。

私はこの治療方針に納得がいかなかったのです。


新しい担当医は、CEAが上がったとはいえ、画像診断の裏付けは大切なので、もう一度PETを撮り、

その結果を待ってから治療再開の判断をしても良いと言ってくれました。

一方で、昨年の9月、腹膜播種との診断を確定させた経緯について、

当時の先生達からも話が聞きたい旨をこの新しい主治医に伝えました。


その結果、当時の内科の先生は、なんと開業後も週一でこの病院で診察を受け持っていることが

わかりました。

早速、新しい主治医に、その先生の診察を入れてもらい、話し合いの場を設けてもらいました。


当時の内科の先生は以下のような見解を私に伝えました。

1.診断は大腸カンファで決めた。

2.3か月の短い治療とは言え、その治療の効果が出れば、PET検査の結果はネガティブになる。

3.マーカーの上昇は再発のサイン。一刻も早く抗がん剤の治療に入るべき。

(4月、5月、6月の段階でマーカーが上がっていたとしたら・・・。

この検査だけは定期的に続けておくべきだったのに、これをしなかったのは前任担当医のミス。

申し訳なかった。と)


私はこの話を受け、新しい担当医に、画像検査を待たずしてすぐに治療に入ってほしい旨を伝えました。

と同時に、当時の内科の先生にも、今後もアドバイザー医師として、非定期に診察してもらう約束を

取り付けました。


そして、8月9日ゼロックス治療を再開。

CEAの上昇は、8月30日を経て、9月20日まで続きました。

しかし、10月11日の検査で漸く数値が下降に転じ、今月11月1日の検査では一桁台までに数値が

下降。1日の抗がん剤の投与は、10月頭に撮ったCTの結果が特に異常がなかったことから、

副作用の強さで難儀していたオキサリプラチンを抜いてもらい、アバスチンの投与とゼローダの服用

のみとしてもらいました。


但し、相変わらず、CT画像に自分の病変は出て来きません。

新しい主治医から、「はっきり出て来たら大変だよ」と言われましたが、

そもそも自分は本当にがん(腹膜播種)なのか、そうでないのか、

真相がわからないまま治療を続けています。