先日

疎開していた実家から帰ってまいりました。



良い天気で暖かく

計画停電も見送られているので助かりました。






実家に滞在している間

私たちは仏間をふすまで仕切った所に

布団を敷いて寝ています。



先日

子どもたちを寝かしつけたままウトウトしていると

隣の仏間に祖母が入ってくる音がしました。



毎朝毎晩、仏壇に手を合わせている祖母。

私も子どもの頃

祖母と一緒に水やご飯の用意をしたり

お経を読んでいたものです。



お経を読み終わった後

囁くような小声でボソボソと話しているのが

聞こえました。




「長男、○○(父の事)、○子(母)

 夫婦仲良く健康に・・・

 二男、○○、三男、○○、

 大きなトラックに乗っております

 交通安全でどうか無事に・・・

 メイちゃん、ハコちゃん、トムくん

 もうすぐ帰ります

 地震、原発、心配です、どうか無事に・・

 家族仲良く健康に・・・

 ○○ちゃん(姉の事)、○○ちゃん(いとこ)

 良いご縁がありますように・・・」

 




皆の事をお願いしていました。

そして終わると



「おとうさん、おとうさん・・・

 じゃあ寝ますね。

 おやすみ・・・」





3年前亡くなった祖父に声をかけて

部屋を出て行きました。






祖母は少し口が悪いというか

嫌味な言い方をしたりするし

孫から見ても口うるさくて変わり者だと思います。



当然、母との仲も良くなく

よく何十年も同居できるものだと

思っていました。



祖父ともしょっちゅう喧嘩していて

(というか祖父を怒らせて;)

亡くなる数カ月前の意識が朦朧としていたであろう時期も

よく大きな声を出していました。



でも

言葉にするのが苦手なだけなのかも知れない

と思いました。



真剣に何度も何度も

仏様にお願いをする祖母の声を聞いて

今までに私が吐いた暴言を思い出し

涙が出てきました。





ごめんね婆ちゃん。

毎日こうして拝んでくれてたんだね。

ありがとう。