震災以後危機管理に疑問符がともっていた菅内閣がやっとそれらしいことをやった。支持率アップのためのパフォーマンスとはわかっていてても反対はできない。

  浜岡原発は東海地震の震源域にあり、震度6以上の地震がおきれば、事故をおこして東京都が被災することは確実だから、いかに30年に一度の確率でも放置はできない。しかも活断層が走っているとなれあなおさらだ。

  しかしながら、原子炉を停止すれあ安心というものではない。福島原発だって地震波到着後1秒ほどで原子炉は停止したのだがあのざまだ。早急に防潮堤を作って津波対策をおこなわなければならぬ。

  もう一つの問題は政府の要請が原子炉等規制法など既存の法律に基づいていないことだ。原子炉停止命令が出せるのはテロ行為の明白な脅威がある場合にかぎらられている。したがって、懸念があるようにch縫う部電量Ⅸ取り締まり会が政府要請を受諾した場合、年間200億円の赤字転落について株主代表訴訟を起こされる可能性は否定できない。もっとも裁判所もKYではないからよもや会社が敗訴することにはならないだろうが。

  一方危険な原発は浜岡だけではない。地元の御前崎市長が怒っているのも人情的にはわかる。原発はお土産を持参するものでわり、いわば、ごみ処理場や霊場と似たようなもので、近くにあるのはだれでもいやだが、必要なものだからだ。もっともごみ処理場は廃止できないが、原発は徐々にではあっても廃止可能なものだ。石油や石炭が枯渇するのはたぶんウランが枯渇するより遅いだろう。プルサーマルがうま九以下に以上原子力は夢のエネルギーなんかでない。まして温室効果ガスなどという架空の概念で原発をもりあげようとしたフリーメーソン?の陰謀は失敗にきしたようだ。

  だいたい地球は周期的に温暖化と冷却化をくりかえしており、現在は温暖化時期であるにsくぎなくて、空気中に0.3%しかない二酸化炭素が10%ふえても温室効果に著変がないのは常識で考えてもわかる、まして、牛のおならのせいで温暖化がくるから牛を殺せというにいたてんはきちがいざただ。

  おっと、脱線したが中越地震で火事をおこした柏崎原発も危険であるし、伊方原発もあやしい。東海第二は東京に近い点では浜岡と同じ危険性をいぞうしている。われわれは、電気による快適な生活を享受してきたが、少しは不便な生活にもなれ、人間らしい気持ちを取り戻そうではないか。震災で避難所にいるかたにはもうしわけないが、大災害がおこると人間は無常というもの感じる。世界は人類のためのものではない、人類は自然の恵を受けているに過ぎない。