アメリカの研究者の受け売りなのだが、福島原発の3号機の使用済み燃料プールは臨界爆発を起こしたらしい。

根拠は、3月13日時点でプールは空焚き状態だったことと、黄色い閃光とともに黒い煙が垂直に高くあがったことであり、水素爆発によるプールの強振が即時臨界を起こしたと考えられるということだ。

その結果、3号機周囲には燃料棒の破片が転がっているし、敷地内からプルトニウムやアメリシウムが検出されたわけだ。

この意味では放出量はチェルノブイリには及ばないとしても質的にはレベル7でまったくおかしくないといえる。

今後の工程表も、すでに1号炉の水棺が困難とわかった。廃棄して密閉し、気棺のするらしいが、どうなることか。

いずれにしても政府は大事な情報を隠して事態を真実より楽観的に見せようとしている。こんな政府で大丈夫かいなと思う。