『ダイワ レーザーシリーズ』

ダイワのレーザーシリーズ

チャグレーザー、フラットレーザー、ジグザグレーザー

コイツはいろいろなところで紹介されていますがホント！きてますよね～！

発売は1985年だったと記憶してますが、ボクはもう少年ルアーから片足抜けかけていた時期だったので

「ダイワ！やってしもうたなぁ～」というのが当時の感想でした。

ドリンカーやバルサマックなどちょっとだけパクリながらもそれ以上の個性を

出す事に成功してきたダイワでしたが、当時の少年達はトーナメント志向色が強くなっていったり

トップ・ウォーターの世界へ進んでいったりと皆、少年ルアーから卒業していく過渡期だったような記憶があります。

さて、このレーザーシリーズですがキテレツな出で立ちから想像付きませんが超マジに作られていますw

この頃のクロームカラーは表面の金属感を出すために

宇宙刑事ギャバンよろしく蒸着という塗装が施されていました…

ただ、少しでもキズが付くとそこからペリペリと塗装が剥がれてました。

ダイワは、この頃海のルアーに進出していて光るルアーを作りたいが蒸着では強度不足というジレンマを抱えていました。

じゃあ、売れるバスルアーで試しちゃえということで本当のクロームメッキを採用し

キズが付いても剥がれなくて錆びないサイバーでハイパーなルアーが出来たという話です。

しかし、少年ルアーは売れにくい時代になってきており採算が全く合わずこの技術は一回こっきりという…

近未来を謳ったわりには、直近の将来のマーケットが見えなかったという素晴らしさですw